ブラックバスの画像

夏のバス釣り攻略法!おすすめルアー・ワーム、狙うべきポイントはココ!

夏(6月・7月・8月)はバスの状態が非常に変わりやすい季節。夏バスの攻略法にはちょっとしたコツや狙うべきポイントがあり、それらを知っておけば釣りやすいです。

この記事では夏バス釣りの攻略法におすすめのルアーやワーム、服装までご紹介します。

書いている人のプロフィール

ルアー通を運営しているTと言います。

釣り歴27年のルアーマンです。

フィッシングカレッジ卒、釣具屋でルアー担当をしていました。

TwitterとYouTubeもよろしくお願いします。

夏のバス釣り

僕ら人間が暑いと感じるころから、ブラックバスの釣り方は大きく変わってきます。特に1年の中でも各月によって攻略法が大きく変わる季節と言えます。

僕自身25年以上バス釣りの経験がありますが、夏は一日の中での状況変化も多く、釣り人のレベルや使うルアーが問われやすい季節だと感じています。長年やっている人であっても釣りにくいので、初心者の方はそれ以上に釣れないと感じているのではないでしょうか。

そんな夏のバス釣りですが、6月・7月・8月でそれぞれ知っておくと釣果に結び付けやすいコツやルアーがあります。このコツやルアーを知っているかどうかは大きな違いとなって釣果に表れます。

また夏のバス釣りで重要なのが服装です。暑さや雨といった天候によって集中力を削がれやすいので、服装も重要になります。

この記事では夏バスの攻略法におすすめのルアーやワーム、狙うべきポイント、服装について、それぞれご紹介していきます。

夏のブラックバスの状態とは?

まずは夏の全体的なバスの状態をご紹介します。

夏のブラックバスは産卵後の「アフタースポーン」の状態から始まり、本格的な暑さを迎えるとともに体力を消費しないようにする行動へと移っていくのが大まかな流れです。だいたいですが、6月から7月上旬までがアフタースポーン、7月中旬から8月は本格的な夏のバス釣りと考えると良いでしょう。

また夏の前半には梅雨、後半には夕立といった「雨」も夏バスを攻略するためのキーとなるので、事前に天候をチェックしておくことも釣るためには必要です。1日の中で状況の移り変わりも激しいので、いかにその状況に対応できるかも夏のバス釣りが上手くいくかどうかにかかわってきます。

以下に月ごとのバスの状態の目安を挙げますので、参考にしてみてください。

6月のバスの状態

6月のバスは産卵後で体力が落ちた「アフタースポーン」の状態であるバスがほとんどです。

オスのバスに関しては稚魚(フライ)を守っている個体が多いため、ルアーに反応しやすいメスバスを狙っていくほうが釣りやすいです。メスバスに関しては「産卵したエリア近くの同じ水深」を狙ってみるとよく、その多くがサスペンドもしくはゆっくりと回遊している状態です。このメスバス攻略に関しては、ルアーセレクトが鍵を握ります。

また6月は日本各地で徐々に梅雨入りするため、雨が絡むことも多いです。雨は光量を抑え低気圧によってバスの活性を上げる要因になりやすく、ときにフィネスなワームフィッシングよりも、強いアピールをするトップウォーターのほうが数・サイズともに釣れることも珍しくありません。僕自身、梅雨になるとトップメインでやっています。

7月のバスの状態

7月は梅雨が明けるまで、6月と同じ釣り方で大丈夫です。稚魚を守っていたオスバスも餌を追い始めるので、比較的釣りやすい状況が7月の前半は続きます。

しかし、梅雨が明けると一気に気温が上昇し、快晴・高気圧にもなるのでタフな状況となってしまうことも。そのため、7月後半のバスに関してはルアーのセレクトもですが、アクションが鍵となってくることが多くなります。

8月のバスの状態

8月は気温30度を超えることが普通になり、本格的な夏を迎えます。バスの適水温は20度前後とされていますが、気温の上昇とともに水温も30度近くになりますので、バスは生命維持の本能から暑さを避ける行動を取ります。

気温の上昇によって水深があるクリアなダムなどにおいては、「サーモクライン(水温躍層)」が形成され、バスがそのレンジにサスペンドしやすくなります。また、バックウォーターがあるダムなどにおいては、溶存酸素量が豊富で水温が低いそのエリアにバスが集結することもあります。

さらにフィールドによっては水草が多い茂ったり、虫が多くなったりする季節でもあるので、フロッグや虫パターンといった夏らしい釣り方が効果的なことも多いです。

8月に関してはその釣り場に合ったルアーをどれだけ持っておくかが鍵となり、必然と必要になるルアーも増えます。

夏のバス釣りで狙うポイント

夏のバス釣りのポイントの画像

夏のバス釣りは、「バスが暑さを避け、休息しているポイントを狙う」ことで釣果を得やすくなります。具体的に狙うポイントは以下のとおりです。

影(シェード)

夏のバス釣りで定番なのが「影」。影はバス釣りにおいて「シェード」と呼ばれることが多いです。

シェードは橋やカバーの下、さらに水中にあるブレイクやくぼみにもできます。目に見える橋やカバー下のシェードはプレッシャーが高いことが多いので、水中にあるシェードも意識してみると釣果を伸ばせます。

流れ込み・バックウォーター

流れ込みやバックウォーターも夏バス狙い定番のポイント。バックウォーターとはダムにおいて最上流部の流れ込みのことを言います。

流れ込みやバックウォーターは水温が低く溶存酸素量が豊富で、ベイトフィッシュなどバス以外の生き物も集めます。特に夏のダム湖においては必ずといっていいほど、バックウォーターが1級ポイントとなります。

水草・水生植物

カナダモやエビモといった水草、水面を覆うヒシモなどの水生植物には、バスがよく着きます。水草や水生植物には水の浄化、酸素の供給、シェードの形成、小魚やザリガニを集める役割があり、これらを理由としてバスがよく着きます。

流れが当たっていたり、密度が濃かったりすることが良い水草の条件なので、これらを意識しながらポイントを見つけてみてください。

サーモクライン(水温躍層)

水深があり、かつ水がクリアな場所ではサーモクライン(水温躍層)も意識してみましょう。

陸っぱりからは把握することが難しいですが、ボートからであれば、魚探の感度を上げて映る小さなゴミの層や、水温センサーをロープで1メートル刻みで沈めていくと正確に把握できます。

夏バスにおすすめのルアー・ワームとその使い方

ここでは夏バスにおすすめのルアーやワームをご紹介します。

各月で重なるルアーも出てきますので、その使い方のコツも併せてお伝えします。

6月におすすめのルアー・ワーム

ノーシンカーリグ

アフタースポーン前半でサスペンドしている傾向が強いときは、ノーシンカーリグが効果的です。

ノーシンカーリグでは、とにかくゆっくりと誘うことを心掛けてみてください。

6月はバスが浮いていることも多いので、表層から深くても3メートル程度までをメインに探ることをおすすめします。

ネコリグ

梅雨に入ったばかりの頃や、田植えの水による代掻き水によって濁りが入った場合には、水押しが強く移動距離が少ないネコリグがおすすめ。ネイルシンカーは1~2グラム程度が使いやすいです。

個人的には、ラメが多く入ったカラーが6月の濁りで良い釣果を出してくれています。具体的にはグリーンパンプキンやチャートにラメが入ったカラーです。

ノイジー

雨が降っているときには迷わずノイジーを使ってみてください。使い方のコツとしてはゆっくり巻いてくることと、トレースコースを50センチ間隔くらいで変えていくことです。

追わせるというよりも、下から突き上げさせるようなバイトを狙うのがポイントです。サイズがデカいと静かにルアーを吸い込むような出方をします。派手な出方は小さいバスが多いです。

7月におすすめのルアー・ワーム

トップウォーター

7月の前半でまだ梅雨模様のときは、ノイジー系をメインにトップウォーターを使ってみてください。

6月に比べると透明度が上がりやすく、バスの思考回路もよく回るので、クローラー系やペンシルベイト系のトップが良くなる傾向があります。

ジグヘッドリグ

暑さが続くようになれば、ジグヘッドリグを使ってみましょう。使い方はミドストがおすすめです。

カラーはラメやマイラーが入ったものを使って、反射でアピールしていくと良いです。

ワッキーリグ

7月になると見えバスも多く見られるようになります。見えバス攻略には、ワッキーリグが効果的です。

見えバスを狙う釣り人は多いので、プレッシャーが掛かっていることを意識して丁寧に釣っていくのがポイントになります。

8月におすすめのルアー・ワーム

ビッグベイト

夏の流れ込みやバックウォーター攻略にはビッグベイトが定番です。時には数匹のビッグバスが奪い合うようにバイトしてくる姿が見られます。

S字系ビッグベイトをメインに、速めのリトリーブやジャーク&ポーズで誘いを入れてみてください。

テキサスリグ

水草が覆い茂って水面を埋め尽くしたカナダモドームやヒシモ攻略にはテキサスリグがおすすめ。

8月のウィードは厚く貫くことが難しいので、3/4オンス以上の重たいシンカーを使った方が効率よく釣っていくことができます。

このような場所ではザリガニやブルーギルがベイトであることが多いので、クローワームやギル系ワームがおすすめです。

フロッグ

ヒシモやハスといった水面に浮く水生植物の攻略、またカバーの最奥を釣るにはフロッグがおすすめです。

フロッグはどれも同じと思われがちですが、形状とボディの硬さを使い分けると釣果に差が出ます。まずは鼻先が尖ったロングノーズタイプのドッグウォークしやすいフロッグを使ってみてください。

虫ルアー

虫が多い状況であれば、迷わず使いたいのが虫ルアーです。草や枝にラインを引っ掛けて行う「提灯釣り」は、ハイプレッシャーなフィールドでもバイトを引き出しやすい釣り方なので、PEラインを使ったパワーフィネスタックルでやってみてください。

その場に居る虫にルアーのシルエットを合わせることが釣果の鍵となりますので、できるかぎり多くの虫ルアーを揃えておくといいです。

ジグヘッドリグ

サーモクライン(水温躍層)が形成され、中層にバスがサスペンドしていれば、ジグヘッドリグが効果的となってくれます。7月のジグヘッドリグと変えたいところは、アクションをミドストでなくリフト&フォールメインにしてみること。

サーモクラインはその上下で光量の減少も大きく、リフト&フォールによるルアーのカラートーン変化が望め、バスのリアクションバイトを誘いやすいです。

夏のバス釣りの服装は?

夏のバス釣りでは暑さが大敵で、熱中症に注意しながら釣りを楽しむ必要があります。また虫に刺されたり、覆い茂った草木で擦り傷を作ったりしないことも必要です。

そのため夏のバス釣りは、長袖を中心とした服装で楽しむようにしましょう。

僕自身は、ラッシュガード系のウェアやグローブ、フェイスガードを使っています。速乾性があり快適で、日焼けもまずしないといった感じです。

詳しくは以下の記事にて、夏の釣りの服装例をご紹介していますので、参考にしてみてください。

夏バス攻略は状況把握が鍵を握る

夏バス攻略は、その日の状況をどれだけ把握できるかが釣果の鍵となります。エリアに合わせた的確な釣り方とアクションを見極め、釣りをするように心掛けてみてください。

また、夏のバス釣りではくれぐれも暑さで体調を崩さないようにしてください。服装に気をつけ、水分補給を行いながら、夏のバス釣りを楽しんでいきましょう。

関連記事一覧