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下巻きをする前のラインとリールの画像

リールの下巻きを計算要らずで巻く方法|用意しておきたい道具と巻くときの注意点まで

リールはスプールに適切な量のラインを巻いておかないと、本来持っている性能を発揮できません。その適切な量にするために必要なのが下巻きです。

この記事ではリールの下巻きを計算要らずで失敗せずに巻く方法をご紹介します。

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ルアー通を運営しているTと言います。
釣り歴31年のルアーマンで、
釣具屋のルアー担当をしていました。
フィッシングカレッジ卒業生です。
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リールの下巻きについて

下巻きしたリールの画像

下巻きとはリールのスプール面にラインをぴったりと合わせて巻くために必要なものです。リールはスプールにぴったりとラインを巻かないと本来持っている性能を発揮できません。特にPEラインをはじめ、細いラインを使うことが多くなった現在では、下巻きが必要となる場合が多いです。

しかし、下巻きを目分量で行ってしまうと、巻き量が少なすぎたり多すぎたりしてしまいます。

この記事ではリールの下巻きを計算要らずで綺麗に巻く方法をご紹介していきます。

リールに下巻きをするときに用意しておきたい道具

リールの下巻きに必要な道具が並んでいる画像

リールに下巻きをするときにはメインラインと下巻き用ラインのほか、

・高速リサイクラー2.0
・空スプール
・テープ
・タオル

を用意しておくと便利です。

それぞれの役割は、

・高速リサイクラー2.0
ラインスプールの固定やラインスプールへのライン巻き取りが楽にできる道具。

・空スプール
リールに巻いたラインを一時的に移し替える役割、ない場合は釣具屋で言えばもらえることが多いです。

・テープ
結び目を隠すために必要、なくても大丈夫ですがラインが少なくなったときのトラブル軽減となるのであったほうが良いです。

・タオル
スプールを掴んでいるときの摩擦熱を抑えるために必要、軍手でも良いです。

となります。

下巻き用ラインに関しては、1.5~3号(6~12lb)のナイロンラインがおすすめです。

高速リサイクラー2.0はなくても行うことは可能ですが、時間短縮ができることと巻き取りが楽なことを考えると、ずっと使えるので持っておいたほうが良いです。

リールに下巻きをする手順

ここからはリールに下巻きをする手順を、画像付きで説明します。この記事の説明画像では、メインラインPE0.6号150mを、糸巻量PE0.6号200mのスピニングリールに巻いています。

下巻きの大まかな手順は、

1.メインラインをリールに巻く
2.下巻き用ラインをメインラインの上に巻く
3.リールに巻いたラインを空スプールに移し替える
4.ラインスプールから空のラインスプールにラインを移し替える
5.リールにラインを巻き取る

となります。

以下に巻くときの注意点を挙げながら、順を追って説明していきます。

1.メインラインをリールに巻く

リールにラインを巻いている画像

まずはメインラインをリールに巻いていきます。

巻き取り負荷の強弱は、赤丸の部分で調整できます。ある程度負荷を掛けつつ巻き取りましょう。

ラインの画像

巻き取り時の注意点として、ラインスプールの縁にラインが触れないようにしながら巻いてください。巻いている最中にラインがラインスプールの縁に触れると、摩擦熱が発生してラインが弱ってしまいますので注意しましょう。

リールにラインを巻いた画像

メインラインを全て巻き取った状態です。この状態からスプール面までの残り部分を下巻きで調整していきます。

2.下巻き用ラインをメインラインの上に巻く

リールに下巻きをしている画像

次に下巻き用ラインをメインラインの上に巻いていきます。下巻き用ラインとメインラインの結束は、電車結びで行うのがおすすめです。

ちなみに高速リサイクラー2.0なしで行いたい場合は、画像のようにラインスプールを足で押さえて行うこともできますが、足を攣りやすいのであまりおすすめしません(笑)

リールに下巻きを巻き終えた画像

下巻き用ラインは、スプール面に綺麗に沿うところまで巻きましょう。

3.リールに巻いたラインを空スプールに移し替える

ラインを巻き取っている画像

続いて、リールに巻いたラインを空スプールに移し替えます。リールのドラグを緩めて巻き取ると楽です。

ラインを巻き取った画像

この時点では上側にメインライン、下側に下巻き用ラインの順となっています。

4.ラインスプールから空のラインスプールにラインを移し替える

ラインを巻き取っている画像

ラインスプールからラインスプールにラインを移し替えます。巻き始めるとラインスプールを掴んでいる指に摩擦熱が発生するので、タオルや軍手を使ってやけどしないようにしてください。

ラインを巻き取った画像

この時点で上側に下巻き用ライン、下側にメインラインとなります。

5.リールにラインを巻き取る

リールにラインを巻いている画像

最後にリールにラインを巻き取っていきます。しっかりテンションを掛けつつ巻き取っていきましょう。

スプールにラインを結んだ画像

リールのスプールに結ぶときは、二重に巻き付けてからユニノットで結ぶとずれにくいです。

下巻きとメインラインの結束部分の画像

また、下巻き用ラインとメインラインの結束部分にはテープを貼って、結び目と端糸が邪魔にならないようにしておきましょう。

リールへの下巻きが完了した画像

以上の手順で下巻きを計算要らずで行い、ラインを綺麗に巻くことができました。

下巻きを綺麗に仕上げて快適に釣りをしよう

今回ご紹介した方法は、スピニングリール・ベイトリールどちらでも同じ手順で下巻きを綺麗に仕上げることができます。

この記事でご紹介した手順を参考にしつつ、下巻きを綺麗に仕上げて快適な釣りを楽しんでみてください。

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