マゴチにおすすめのワーム8選!ジグヘッドの重さ、釣れるタイミングはいつ?
マゴチは意外と身近な場所に居るルアー釣り人気のターゲット。砂浜だけでなく、砂底であれば防波堤や河口部でも狙うことができます。
この記事ではマゴチにおすすめのワームと、ジグヘッドの重さや釣れるタイミングについての情報をお届けします。
書いている人のプロフィール
釣り歴31年のルアーマンで、
釣具屋のルアー担当をしていました。
フィッシングカレッジ卒業生です。
僕が使っているおすすめルアー | |
どれだけのバスを釣ったかわかりません ウォーターランド スピンソニック |
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シーバス釣るならこれからスタート バスデイ レンジバイブ 70ES |
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10年以上1軍の釣れるワームです エコギア パワーシャッド |
この記事の目次
ルアー釣りの人気ターゲット・マゴチ
マゴチは砂底に潜んで獲物を待ち構えるフィッシュイーターです。ヒラメと同じく「フラットフィッシュ」に分類され、釣ってもよし食べてもよしで人気があります。
僕自身もマゴチ釣りは好きで、ショアから狙う釣り方がだいぶ自分の中で確立されてきました。
この記事ではマゴチにおすすめのワームと、ジグヘッドの重さや種類についてご紹介していきます。
マゴチにおすすめのワーム
マゴチ狙いではワームを主に使っていきます。ワームの種類は、「シャッドテールワーム」「ワインド用ワーム」「クローワーム」の3つが基本です。
以下にワームの種類ごとの特徴と、おすすめ品をご紹介します。
シャッドテールワーム
マゴチ狙いで定番なのがシャッドテールワームです。シャッドテールワームはイワシやアジをイメージしてあり、テールのフィンが振動してマゴチを誘います。
ワームのサイズは3~4インチがおすすめです。5インチ以上も試したことがありますが、フッキング率が大幅に下がって、アタリがあっても釣れなかったのでサイズ選びの参考にしてみてください。
エコギア パワーシャッド
マゴチ狙いで最も有名なエコギアのパワーシャッド。ボディバイブレーションが細やかで、マゴチがよく釣れるワームです。
僕自身もカラーを多く揃えて使っています。
エコギア グラスミノー
グラスミノーは素材の柔らかさが特徴のシャッドテールワームです。サイズはLが良く、マゴチの活性が少し低いと感じるときに使ってみてください。
特に水温が上がり切っていないシーズン初期の3~4月、またシーズン後半の11月頃にマゴチを狙うならグラスミノーがおすすめです。
マーズ ボディキール
マーズのボディキールは、大きく厚いテールによって全体がうねるようにアクションするワームです。抵抗が大きく浮き上がりやすいので、浅いところを釣るのに向いています。
砂浜や河口部といった比較的浅いポイントでマゴチ狙いをするなら、このワームがおすすめです。
ワインド用ワーム
釣り人が多い場所でマゴチを狙うときにおすすめなのが「ワインド釣法」。ワインド用ワームと専用ジグヘッドを使い、ロッドでアクションを加えて左右へダートさせてマゴチを誘います。
マゴチ以外にヒラメやタチウオ、シーバス狙いでも使えます。
オンスタックルデザイン マナティー
オンスタックルのマナティーは、ワインド釣法を世に広めたワームです。ワインド用ジグヘッドを取り付けるためのホールが設けられていて、真っ直ぐにセットしやすいようになっています。
カラーラインナップが非常に豊富で、水質にあわせたカラー選びがしやすいのもマナティの魅力です。
エコギア パワーダートミノー
パワーダートミノーは、ダートアクションのあとにテールが微振動して食わせを誘発してくれるワインド用ワーム。素材が硬めなので、ダートのキレはトップクラスとなっており、マゴチに見切られにくいアクションを演出することが可能です。
魚の好む匂いと味を配合してあるのも特徴で、マゴチが食いついて特に離しにくいメリットも持っています。
メジャークラフト パラワーム ダート
パラワームダートは、ベイトフィッシュが小さなときに活躍してくれるワームです。ボディに加えテールもフラットなので、フォールのスライド幅が大きな特徴があります。
ほかのワームと比べて、比較的値段が安いこともこのワームのメリットです。
クローワーム
マゴチはカニやエビ、シャコといった甲殻類も捕食していることが多いです。過去に釣ったマゴチが、ウチワエビを食っていたこともありました。
甲殻類を捕食しているときはシャッドテールワームやワインド釣法に反応しないことも多いので、マゴチ狙いではクローワームも持っておくことをおすすめします。
リグはテキサスリグやジグヘッドをおすすめします。シンカーの重さは7~14gくらいがおすすめです。
エコギア バグアンツ
バグアンツは、たくさん付いたパーツによる複合的で強いアピールが特徴のクローワーム。個人的にはカニを捕食しているマゴチに効果的なイメージがあります。
ボトムパンピングをメインに、流れに乗せてドリフトさせる使い方もおすすめです。
バークレイ SW パワーホッグ
シルエットが細めで、水を切るようなアピールが特徴のパワーホッグ。マゴチがエビやシャコを食っているときに強いです。
奇抜なカラーが多く、強い濁りが入っているときに使ってみるのも効果的です。
マゴチで使うジグヘッドの重さは?
マゴチで使うジグヘッドの重さは、7~21g程度のものがおすすめ。しっかりと底を取れて飛距離も出せる重さのジグヘッドを使っていたほうが、マゴチ狙いでは釣果を出しやすいです。
マゴチ狙いに適したジグヘッドは種類が少ないので、以下にご紹介するものを参考にしてみてください。
マゴチにおすすめのジグヘッド
がまかつ レンジスイマー タイプリバーシブル
レンジスイマー タイプリバーシブルは、シャッドテールワームとの組み合わせが抜群によいジグヘッドです。ロールアクションが強くなる傾向があり、柔らかめのロッドを使っていてもフッキングしやすいのが特徴となっています。
フックを上下どちらでもセットできますが、マゴチ狙いでは上向きにしておくのがおすすめです。
がまかつ フットボール28
フットボール28は、シャッドテールワームやクローワームと組み合わせて使うのに最適なジグヘッドです。バス用として販売されていますが、フックが短めでワームの動きを損ないにくく、僕自身はこれの21gをメインに使っています。
シャッドテールワームで使うと蛇行アクションを起こしやすく、クローワームのボトムパンピングでは安定性の高さが魅力となる、使えるジグヘッドです。
オンスタックルデザイン ZZヘッド
ワインド用ワームにはオンスタックルデザインのZZヘッドを使ってみてください。ワインド釣法で負担となるダート負荷を軽減してくれるヘッド形状、フッキング率を高めにするためできるだけ後方にセットされたフックアイがZZヘッドの特徴です。
カラーがたくさんあるので、ワームのカラーと一体感が出せるものを選んで使うのがおすすめです。
マゴチのワームでの釣り方
マゴチをワームで釣るのは、釣り方のコツさえ知っておけばほかのソルトルアーより簡単です。以下にアクションの方法とフッキングのタイミングについてご紹介します。
アクション
アクションは、シャッドテール+ジグヘッドの場合は、着底させたらリールを2~3回転させたら止め、再び着底させることを繰り返すのがおすすめです。
ワインドでは、1アクションごとに着底させ、リズミカルに誘うことを心がけてみてください。
クローワーム+テキサスリグの場合は、ロッドで軽くスイミングさせて着底させる、ボトムで跳ねさせる、軽いシンカーを使ってドリフト気味に底付近を流していくといった使い方がおすすめです。
いずれの場合も、底から1m以内を狙うことを心がけると結果が出やすいです。
ひとつ覚えておきたいのが、マゴチは底に居ますが、底をズル引きするとほとんど釣れません。僕自身も最初の頃はワームをズル引きばかりしていましたが、ほとんど釣れませんでした。上記でご紹介した方法に切り替えてから釣れるようになったのでぜひ試してみてください。
フッキングのタイミング
マゴチがルアーに食いつくのは、着底の直前・直後が7割以上、残りはワームがアクションした頂点から少し落ちたくらいで食いつくことが多いです。アタリは吸い込んだことが明確にわかるものと、食ってその場にじっとしていてロッドに重みが伝わってくるだけものがあります。
マゴチはワームを一気に吸い込み、経験上、その後ワームを吐き出すことはほとんど無いです。そのためフッキングは焦らずに力強く行ってください。
フッキング後は首振りでフックを外そうとしてきます。リールを等速で素早く巻き取りつつやり取りをし、取り込みを行いましょう。
マゴチが釣れるタイミング
マゴチが釣れるタイミングは満潮前後が多く、どちらかといえば満潮からの下げに集中します。潮回りはもちろん大潮や中潮が良いですが、マゴチは小潮や長潮でも釣れます。
さらにマゴチは、ある期間において釣れる時間が集中する傾向もあるようです。例えば、ある日に午前9時前後にヒットしたとすれば、しばらくは午前9時前後に釣れることが多いといった感じです。
おすすめワームでマゴチ攻略!
マゴチを釣ったことがある人は少ないようですが、狙ってみると意外と身近な場所で釣れることも多いです。マゴチを狙っていればヒラメなどほかの魚が釣れることもよくあり、何が釣れるかわからない楽しみもあります。
ぜひご紹介したおすすめのワームやジグヘッドを使って、マゴチ狙いにチャレンジしてみてください。