ガルプがよく釣れる理由とは?保管方法におすすめモデルも
バークレイから発売されているガルプは、よく釣れると大人気のワームです。その釣れる理由を理解すれば、もっと効率よく魚を釣ることができるでしょう。
この記事ではガルプがよく釣れる理由や気になる保管方法、おすすめモデルをご紹介します。
書いている人のプロフィール
釣り歴31年のルアーマンで、
釣具屋のルアー担当をしていました。
フィッシングカレッジ卒業生です。
僕が使っているおすすめルアー | |
どれだけのバスを釣ったかわかりません ウォーターランド スピンソニック |
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シーバス釣るならこれからスタート バスデイ レンジバイブ 70ES |
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10年以上1軍の釣れるワームです エコギア パワーシャッド |
ガルプとは
ガルプは、バークレイから発売されている天然成分のウォーターベースマテリアルを使用したワームです。そのマテリアルの完成まで実に20年以上もの時間を要しており、よく釣れるワームとして大人気となっています。
初代ガルプの発売は2002年、その後一度モデルチェンジし、現在は製品にもよりますが2018年から三代目のフォーミュラ&マテリアルで発売されています。
ガルプがよく釣れる理由
「ガルプはよく釣れる」と言われますが、実際にどのような理由で釣れているのか、元釣具屋でフィッシングカレッジ卒業生の僕が考えていることをご紹介します。
集魚効果の高い匂い
ガルプの最大の特徴である匂い。この匂いは科学的根拠をもとに開発されたフォーミュラがもたらしているもので、一般的なワームよりも匂いの拡散範囲が広く、高い集魚力があります。
魚には匂いを感知する鼻孔があり、そこを刺激することでニュートラルな状態の魚にも捕食スイッチを入れる=結果として一般的なワームで釣れない魚まで釣れるので、よく釣れるのだと思います。最新モデルでは新フォーミュラが配合されており、従来のガルプよりもキャッチ率が上がったとのことでさらに人気が高まっています。
絶妙な質感のマテリアル
ガルプに採用されている天然成分のウォーターベースマテリアルは、一般的な軟質プラスチック製ワームとは違った質感があります。その質感は弾力があり、脆いようで強度はあるといった絶妙なもの。
素材の違いは水押しの違いを生み、ガルプマテリアルの場合は強く水を押すタイプに分類されます。
仮に匂いがなかったとしても、ガルプマテリアルの絶妙な質感は、一般的なワームとのローテーションで釣果を伸ばすことに役立つはずです。
重くてよく飛ぶ
ガルプでは匂いやマテリアルが注目されることが多いですが、個人的にはその重さにも注目しています。画像はエコギアのアジマスト2インチと、ガルプのベビーサーディン2インチの重さを比較したもので、その差は2倍とかなり違うことがわかります。この重さのおかげで、体感的にもガルプはよく飛ぶと感じます。
匂いやマテリアルもですが、飛距離が出ているのでより広範囲の魚にアプローチでき、結果よく釣れていると考えることもできるのではないでしょうか。
ガルプが特に効果的な状況
ガルプが特に効果的なのは、魚の活性が低いとき。もう少し踏み込むと、魚の反応値が匂いや水押しに傾いているときです。
例えば冬の低水温期、急激な水温低下、強い濁りが入ったときにガルプは効果的と言えます。
とはいえ難しいことは考えず、とりあえず普通のワーム使って釣れないときにガルプ投げたらいいです(笑)
おすすめのガルプワーム
ここでは最新フォーミュラ&マテリアルが採用されている、おすすめのガルプワームをご紹介します。
ガルプ!ソルトウォーター サンドワーム
サンドワームは、海の魚がよく釣れるイソメをイメージしたワームです。
シーバスやチヌ、キスやサヨリも釣れます。
ガルプ!ソルトウォーター パルスワーム
深めのリブとカーリーテールが特徴のパルスワーム。今回ご紹介している中では最も強いアクションで水を押し、魚にアピールできるタイプです。
ラインナップは3.2インチと4インチで、ハタやマゴチがよく釣れるワームです。
ガルプ!ソルトウォーター パルスクロー
パルスクローは、カニやテッポウエビがベイトの状況でおすすめのワーム。テキサスリグでの使用がおすすめで、着底して倒れ込むときにバイトが集中します。
アイナメやソイ、ハタ狙いでぜひ使ってみてください。
ガルプ!ソルトウォーター バルキーホッグ
エビやシャコがベイトになっているときは、バルキーホッグの出番です。動かしているときは各パーツがボディに沿って細く見え、止まった途端に各パーツが広がるシルエットの緩急がよく釣れる理由のようです。
先にご紹介したパルスクローとローテーションで使ってみてほしいワームです。
ガルプ!ソルトウォーター ベビーサーディン
アジやメバル狙いで多くの人が欠かせない存在としているベビーサーディン。厳しいと思える状況でも、ガルプ特有のフォーミュラ&マテリアルが深いバイトを誘ってくれます。
1.5インチと2インチがありますが、個人的には2インチのほうがよく釣れる印象があります。
ガルプ!ソルトウォーター ベビースクイッド
ベビースクイッドは、メバルがヒイカやホタルイカを捕食しているときにおすすめ。対になった細いアームはイカの触腕をイメージし、複雑な動きを出してくれます。
ボディ部分が短いので、ベビーサーディンで食い込み切れないときにも使ってみてください。
ガルプ!ソルトウォーター ミノー
ミノーは小魚をイメージしやすいシルエットが特徴。通常は平坦な面を上にして使いますが、腹側を上向きにセットすればダートさせやすくなります。
アジやメバル、カサゴ狙いにおすすめのワームです。
ガルプの保管方法
ガルプは、液漏れしにくいケースで保管することをおすすめします。
最新フォーミュラ&マテリアルを採用したモデルは、ダブルジップパッケージで液漏れ対策が行われていますが、密閉できたかどうか、特に釣れているとき逐一確認できるかというと疑問が残ります。実際、過去に釣りのバッグおよび車の座席にガルプフォーミュラをこぼしてしまった人を3名知っていますが、とにかく匂いがすごいので後悔したことです。
もちろん保管ケースにおいてもしっかり蓋を締め、液漏れしないようにすることは忘れないでください。
ガルプ保管ケースのおすすめは、メイホウ リキッドパックのみ。パッキンを使用せず、ケース形状の工夫で密閉性を高めてあるのが特徴です。
ワームサイズにあわせて、2インチまで対応の「VS-L415」、3インチまで対応の「VS-L425」、4インチまで対応の「VS-L430」を選んでみてください。
ガルプは使わないと損!
2002年の発売から高い実績を出し続けているガルプ。匂いやマテリアル、重さについて理解すると、より多くの魚が釣れるようになるはずです。
保管ケースと合わせて、ぜひガルプを使ってみてください。