
ノーシンカーにおすすめのワーム13選!最適なフック3選も紹介!
ノーシンカーは、オモリを使わないバス釣りのリグ。表層付近を探ったり、ゆっくりバスを誘ったりすることに優れていて、さまざまなワームが使われるのが特徴です。
この記事ではノーシンカーにおすすめのワームとフックをご紹介します。
書いている人のプロフィール
フィッシングカレッジ卒業生で、
釣具屋のルアー担当をしていました。
僕が使っているおすすめルアー | |
どれだけのバスを釣ったかわかりません ウォーターランド スピンソニック |
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シーバス釣るならこれからスタート バスデイ レンジバイブ 70ES |
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10年以上1軍の釣れるワームです エコギア パワーシャッド |
ノーシンカーはワームとフックだけのリグ
ノーシンカーリグは、ラインにフックだけを結び、ワームの重さだけで投げるバス釣りの仕掛けのこと。表層付近を探ったり、ゆっくりバスを誘うことに優れていて、バスが食ってきたときに吸い込まれやすいといったメリットも持っています。
ノーシンカーリグは、オフセットフックを使う場合と、マスバリを使ってワームの途中にフックを掛ける「ワッキー掛け」に分けられ、それぞれに適したワームが変わってきます。
この記事では、ノーシンカーリグにおすすめのワームを種類ごとにご紹介していきます。
ノーシンカーリグにおすすめのワーム13選
ノーシンカーリグでは、「ストレートワーム」「バックスライド系ワーム」「スティックベイト」「シャッドテールワーム」「グラブ系ワーム」「バジング系ワーム」と非常に多くの種類のワームが使われます。
以下にそれぞれの種類とその特徴、おすすめワームをご紹介します。
ストレートワーム
ストレートワームは、真っ直ぐな形状をしたワームです。ミミズや小魚をイメージさせるのに適していて、オフセットフックでもワッキー掛けでも使います。
釣り人が多いハイプレッシャーな場所で特に効果的です。
ゲーリーヤマモト カットテールワーム
ゲーリーヤマモトのカットテールワームは、塩入りの素材で小さくても飛距離が出しやすいのが特徴のストレートワームです。
カットテールワームは小魚を演出しやすいのが特徴で、オフセットフックにセットすればゆっくり泳ぐ姿、ワッキー掛けでは弱って痙攣している姿を演出しやすくなっています。

O.S.P ドライブクローラー
ノーシンカーリグでミミズを演出したいのであれば、O.S.Pのドライブクローラーがおすすめ。
ゆっくりとフォールしつつボディ全体がうごめき、投げて沈めるだけでも十分にバスを誘うことができます。
レイドジャパン ウィップクローラー
ウィップクローラーは、ストレートワームながらもリブや断面形状を工夫することで機能性を持たせてあるワームです。
特にマスバリを使ったワッキー掛けで活躍してくれます。
バックスライド系ワーム
バックスライド系ワームとは、ノーシンカーリグで使うと自分から離れる方向にフォールしていくタイプのワームのことを指します。
太さがあり重いので遠投しやすく、斜めにフォールしていくので桟橋の下や岸際のえぐれを釣っていくのに適しているのが特徴です。
スミス ゲーリーヤマモト イモグラブ
イモグラブは、バックスライド系ワームが生み出されるきっかけとなったワームです。
元々は4インチグラブのテールをカットして逆付けしたものが始まりで、よく釣れるので製品化された経緯があり、スピニングで使えるバックスライド系ワームとして定番となっています。
スミス ゲーリーヤマモト ファットイカ
ベイトタックルで扱いやすい重さを持ったファットイカもバックスライド系ワームの定番品。
特にザリガニやエビが多い場所で使うと効果的です。
スティックベイト
スティックベイトは、逃げ惑う小魚や沈んでいくエビを演出してバスを誘うワームです。
水面を飛び跳ねさせるキャスト「スキッピング」もしやすく、カバーの奥を釣るのにも適しています。
ゲーリーヤマモト ヤマセンコー
スティックベイトの代表格であるゲーリーヤマモトのヤマセンコー。
フォールしていくときにブルブルとボディを震わせながら沈むアクションで一世を風靡し、今なお釣れるワームとして使われ続けています。

O.S.P ドライブスティック
O.S.Pのドライブスティックは、ダートとフォールで小魚を演出しやすいワームです。
通常のセッティングだけでなく、フックをテール付け根から頭側に向かってセットする逆付けをすれば、バックスライド系ワームのように使うこともできます。
デプス サカマタシャッド
デプスのサカマタシャッドは、逃げ惑う小魚を演出するのに優れたスティックベイト。
左右に設けられたキールで浮き上がりやすくしてあり、アクションで寄ってきたバスをフォールで食わせる使い方が効果的です。
シャッドテールワーム
シャッドテールワームのノーシンカーリグは、ウィードの表面など浅い場所を釣るのに適しています。
シャッドテールワームは曲がっていると回転して上手く泳がなくなるので、特に綺麗に真っ直ぐワームをセットするよう心掛けてみてください。
サワムラ ワンナップシャッド
ボディに設けられたくびれとテールの相乗効果で、身をくねらすようなアクションを出してくれるワンナップシャッド。
ノーシンカーリグだけでなく、テキサスリグやラバージグのトレーラーとしても使えるおすすめのワームです。

O.S.P ドライブシャッド
ドライブシャッドはフリーフォールさせるだけでも自発的にテールがアクションしてくれるシャッドテールワーム。
ゆっくり巻いても速く巻いても回転しにくく、ノーシンカーでとても使いやすいようになっています。
グラブ系ワーム
水面をグラブ系ワームのノーシンカーで引くことは「グラビンバズ」と呼ばれています。
バスの意識が表層に向いているものの、ハードルアーでは釣りにくいといったハイプレッシャーな状況で活躍してくれることが多いです。
ゲーリーヤマモト 4インチグラブ
ゲーリーヤマモトの4インチグラブは、ノーシンカーリグだけでなくジグヘッドリグやテキサスリグなど、さまざまなリグで使える万能なワームです。
ノーシンカーで使う際には、テールの先端が下向きになるようにすると回転しにくくなるのでおすすめです。

ゲーリーヤマモト 6インチ ジャンボグラブ
ボリュームのある6インチ ジャンボグラブは、ベイトフィッシュが大きなフィールドでおすすめ。
沈むときにはテールがゆっくりと動くので、グラビンバズだけでなくフォールでバスを誘うこともできます。
バジング系ワーム
アメリカで爆発的な人気となり、国内でもだんだんと注目が集まっているバジング系ワーム。
バジング系ワームは水面でバタバタとアクションし、ウィードやヒシモが水面を覆っている場所で活躍してくれます。
ケイテック ノイジーフラッパー
ケイテックのノイジーフラッパーは、ゆっくり巻いてもテールがしっかりアクションしてくれるのが特徴です。
自重が約16gあるので、遠投性にもキャストコントロール性にも優れたバジング系ワームとなっています。

ノーシンカーにおすすめのフック
ノーシンカーリグでは、ワームが回転しないようにすることが大事です。そのため、フックは中軸から太軸で少し重さを持ったものを使うのがポイントとなります。
以下にノーシンカーにおすすめのフックを3つご紹介しますので、参考にしてみてください。
がまかつ ワーム 316
ボディが太めのワームや、ただ巻きで使うときにおすすめなのが、がまかつのワーム 316。
太軸で曲がってしまうことは少なく、デカバスがヒットしても安心してやり取りすることができます。
デコイ キロフック ワーム17
キロフック ワーム17は、汎用性に優れた中軸のオフセットフックです。
細身のワームやスピニングタックルでノーシンカーを使用するときには、ワーム17をおすすめします。
がまかつ ワーム 329 ハンガーHD
がまかつのワーム 329 ハンガーHDは、マスバリとしてはかなり太軸の製品。
太軸はワームの安定性を増すだけでなく、ワームのホールド力も高めることができ、投げたときにワームが切れて飛んでいくといったことを少なくできます。
ノーシンカーでのバス攻略は奥が深い!
ノーシンカーリグではさまざまなワームを使うことができ、ひとつのワームでもセッティング方法やアクションを変えることで、小魚やエビ、ミミズといったさまざまな演出が可能となります。プレッシャーが高くなっている現在のバス釣りにおいて、ノーシンカーリグは欠かせないリグのひとつです。
ぜひご紹介したノーシンカーにおすすめのワームを参考にしつつ、バス釣りを楽しんでみてください。

