シーバス用メタルジグおすすめ8選|アクションや重さの選び方、フックの付け方まで
メタルジグは圧倒的な飛距離を出せるシーバス攻略に役立つルアーです。特にほかのルアーで届かない場所まで遠投できるメリットは大きいです。
この記事ではおすすめのメタルジグからアクションの方法、重さの選び方やフックの付け方まで一挙にご紹介します。
書いている人のプロフィール
釣り歴31年のルアーマンで、
釣具屋のルアー担当をしていました。
フィッシングカレッジ卒業生です。
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シーバスのメタルジグについて
メタルジグは鉛やタングステンで作られた重さがあるルアーです。ほかのルアーでは届かない遠いポイントにシーバスが居るときや、深場狙いなどで特に役立ってくれます。
この記事ではおすすめのメタルジグをはじめ、効果的なアクションの方法や、重さの選び方、フックの付け方まで詳しくご紹介していきます。
おすすめシーバスメタルジグ
ここからはシーバスにおすすめのメタルジグを、「オールマイティ」「ただ巻き対応」「ベイトパターン特化」の3種類に分けてご紹介します。
オールマイティに使えるメタルジグ
メジャークラフト ジグパラ ショート
メジャークラフトのジグパラ ショートは、圧倒的な人気を誇るメタルジグです。バランスの良いボディは、ただ巻き・ジャーク・フォールいずれの使い方にも対応してくれます。
刺さりの良いフックが前後ともに付けられていることもこのメタルジグのポイントです。
コアマン CZ-30ゼッタイ
コアマン CZ-30ゼッタイは、縦方向への誘いに適したメタルジグ。フラットな面が生み出すアクションとフラッシングでシーバスにアピールしてくれます。
深さのある岸壁際や、ボートからの深場狙いにおいて特に活躍してくれます。
ダイワ モアザン ファントム銀粉
ダイワ モアザン ファントム銀粉は、メタルコアを樹脂でコーティングしてあるハイブリットメタルジグ。独特な銀粉の反射は、一般的なメタルジグとは違う光り方でシーバスにアピールします。
樹脂の厚みで浮き上がりやすいため、浅いレンジを探るのにも適しています。
ただ巻き対応のメタルジグ
メガバス マキッパ
ブレードが装着された特殊なメタルジグのメガバス マキッパ。投げて巻くだけの基本操作で、シーバスを誘ってきてくれます。
シーバス以外の魚種もよく釣れるので、持っておくと何かと便利です。
マリア ムーチョ・ルチア
マリア ムーチョ・ルチアは、投げて巻くだけで左右にテールを振りながら泳いでくれる、ハイバランスなメタルジグです。キャストしてすぐに巻き始めて表層を狙ったり、底まで沈めてから斜めに巻き上げてくるだけでシーバスを十分に誘ってきてくれます。
リーズナブルな低価格もこのメタルジグの魅力です。
マドネス シリテン ジグ
マドネスのシリテン ジグは、鉛をシリコンで包み込んであるメタルジグ。ボディ外層がシリコンであるため、針とボディの干渉音がほとんどせず、塗装も剥がれにくい特徴があります。
浮き上がりが早いので、浅い場所でも使いやすいです。
ベイトパターンに特化したメタルジグ
シマノ ソアレ メタルショットTG
タングステンボディでとてもシルエットが小さなシマノ ソアレ メタルショットTG。メバルなどを狙うために開発されたメタルジグですが、ただ巻きでの安定したアクションが魅力で、小さなイワシやアジなどマイクロベイトを捕食しているシーバスにかなり効果的です。
特に7~14gといった小型のものを持っておくと重宝します。
バスデイ ナゴメタル イカナゴ
ナゴメタル イカナゴは、イカナゴの見た目と動きを意識して作られたメタルジグ。冬になると産卵のため深場に落ちたシーバスと、同じく産卵を行うイカナゴはリンクすることが多く、この時期の重要なベイトとなります。
特に冬から早春にかけてイカナゴがベイトとなっている場合は、あまり動かないナゴメタルが無類の強さを誇ります。
シーバスメタルジグの重さについて
シーバスで使うメタルジグの重さは、10g程度から最大60gほどまであります。
使い分けの目安は以下のとおりです。
10~20g
10~20gのメタルジグは、マイクロベイトパターンで活躍してくれます。
シーバスがとても小さなイワシやアジを捕食しているときには、サイズ感重視で10~20gの小さなメタルジグを使ってみてください。
20~40g
20~40gのメタルジグは、一般的なシーバスロッドで投げられて、どんな状況においても使いやすい重さです。
ロッドキャストウェイト上限の重さがあるメタルジグを、ボックスにひとつだけでも常に入れておくと重宝することが多いです。
40~60g
大遠投したい場合や、ボートシーバスでの深場狙いでは、40~60gのメタルジグがおすすめ。
フラット形状でひらひらとフォールするものや、イカナゴのような細身のシルエットのものを持っておき使い分けると、釣果アップにつなげられます。
シーバスにおけるメタルジグのアクション
ただ巻き
ただ巻きはメタルジグ本来のアクションでシーバスを誘う使い方です。コツはロッドの角度を固定して、一定の速度でリールを巻いてくること。
メタルジグはミノーやバイブレーションよりも速めのスピードでただ巻きするとよく釣れます。
ジャーク
ロッドをあおってメタルジグをアクションさせるのがジャークです。シーバスではロッドを1回動かすごとに、1回リールを巻く「ワンピッチジャーク」を基本としてアクションさせてみてください。
あまりにも大きくアクションさせようとすると、フックがラインに絡みがちとなるので注意しましょう。
フォーリング
シーバスは落ちてくるルアーに食いついてくることも多く、メタルジグをフォーリングさせるのも効果的です。
フォーリングではひらひらと舞いながら落ちていくメタルジグがよく釣れるので、フラットなタイプを中心に使ってみてください。
フックの付け方
シーバスでメタルジグを使う場合には、アクションによってフックの付け方を変えることをおすすめします。
目安は以下のとおりです。
ただ巻きで使う場合
メタルジグをただ巻きで使う場合は、テール側(後ろ側)にトレブルフックもしくはシングルフックを1本付けて使うのがおすすめです。
テール側のみとすることでラインとフックが絡むことを最小限にでき、シーバスの唇周りに掛けやすくなります。
ジャークやフォーリングで使う場合
メタルジグをジャークやフォーリングで使う場合には、フロント側(前側)のみにアシストフックを付けるのがおすすめ。
不規則なアクションやフォーリングをする場合でも、アシストフックであればメインラインに絡むトラブルが少なく使いやすいです。
シーバスメタルジグは大きな武器になる!
シーバスを狙っていると、メタルジグでしか釣れない状況に遭遇することも少なくありません。圧倒的な飛距離やコンパクトなボディサイズを活用することで、シーバスをヒットに持ち込みやすくなるでしょう。
ぜひご紹介しているメタルジグを使ってみてください。