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さまざまなカラーのシーバスルアーが並んだ画像

シーバスルアーのカラー選びと使い分け|13色を釣り歴30年以上の経験と知識で解説してみた

シーバスルアーを選ぶときに、誰もが悩むのがカラー選びでしょう。シーバスルアーのカラーは、水の透明度や時間帯、天気によって使い分けを意識して選ぶのがポイントです。

この記事では釣り歴30年以上の経験と知識をもとに、シーバスルアーのカラー選びと使い分けについて解説しています。

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書いている人のプロフィール

ルアー通を運営しているTと言います。
釣り歴31年のルアーマンで、
釣具屋のルアー担当をしていました。
フィッシングカレッジ卒業生です。
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どれだけのバスを釣ったかわかりません
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シーバスルアーのカラー選びは釣果を左右する

シーバスルアーにはさまざまなカラーがありますが、皆さんはどのように選んで使い分けているでしょうか。その理由は、雑誌に載っていたカラーや自分の過去の実績、リアルで単純に釣れそうだと思ったからなど、さまざまだと思います。

シーバスルアーのカラー選びは、「釣果を左右することが多い」と経験上感じています。実際にカラーローテーションしてみたところ、それまでヒットしてこなかったのが連続ヒットに変わったこともあります。

特に、シーバスルアーのカラーの重要性は、ボートシーバスで5人ほど並んで釣りをしていたときに強く実感しました。複数人でボートシーバスをやっていると、シーバスがボートの近くまでルアーを追ってきて寄り集まることが多いですが、その寄ってきたシーバスがひとつのカラーだけに集中してヒットしてくるといったことを何度も経験しています。

この記事では僕の経験や、釣りを30年以上やってきた中で知った知識をもとに、こういった状況ではこのルアーカラーを使ったほうが釣果に結びつきやすいという傾向をご紹介していきます。

シーバスルアーのカラー選びや使い分けで悩んでいる方は、この記事を参考にすることで大きく外すことのないカラー選びができると思います。ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

シーバスルアーのカラーを選ぶときの3要素

シーバスルアーのカラーを選ぶときには、基本的な3つの要素があります。

その3つの要素とは、

①水の透明度
②時間帯
③光量

以上の3つです。

これらの複合する条件をもとにして考えると、そのとき釣れやすいカラーを選びやすくなります。

以下にそれぞれの要素を詳しく解説していきます。

①水の透明度

シーバスルアーのカラー選びで一番大事なのが水の透明度です。水が澄んでいるのか、それとも濁っているのかに合わせてカラーを選んでみましょう。

具体的には、水が澄んでいればベイトフィッシュやゴールド、シルバーといったカラー、水が濁っていればチャートなどの目立つカラーを選ぶのが基本です。

②時間帯

シーバスは昼でも夜でも狙うことができます。そのため、釣りをする時間帯が昼なのか夜なのか、また朝や夕方のマズメなのかといった要素をもとに選んでみましょう。

基本的には、昼やマズメではナチュラル系、夜はアピール系を使うのがおすすめです。

③光量

光量の違いもシーバスルアーのカラー選びで考えておきたい要素です。釣りをしているのが昼で、天候が晴れならナチュラル系、曇りならばアピール系を使うといったイメージをするとよいでしょう。

また、夜であっても満月と新月では光量が違いますので、それぞれに使い分けを考えておく必要があります。

以上の3つの要素をもとに、シーバスルアーのカラー選びを考えていくと良いでしょう。

具体的なカラー選びについては、以下でご紹介していきます。

シーバスルアーで使うカラー13色を解説!

ここからは具体的にどのカラーがどんな状況で効果的なのか、「水の透明度」「時間帯」「光量」の3要素に当てはめながら解説していきます。

ベイトフィッシュ


水の透明度…クリア
時間帯…特に問わず
光量…晴れや満月

イワシやカタクチ、コノシロ、ボラなどをイメージしたのがベイトフィッシュカラーです。シーバスの餌となるベイトフィッシュのカラーをそのままイメージしてあるので、そのときに捕食対象となっているベイトに合わせてカラーを選んでいくとよいでしょう。

どんな状況でも大きく外さず使っていけるので、最初にひとつだけ選ぶならベイトフィッシュカラーをおすすめします。

ブルピン


水の透明度…特に問わず
時間帯…特に問わず
光量…特に問わず

ブルピンは、背中側がブルー、腹側がピンクとなっているオールマイティなカラーです。水中ではブルーの部分がはっきり見えて、ピンクの部分はぼやけて見えるイメージとなっています。

どの状況にも対応できるので、まず1匹目を探り当てるために持っておくと良いカラーです。

レッドヘッド


水の透明度…特に問わず
時間帯…夜
光量…特に問わず

レッドヘッドは、古くから夜のシーバス狙いで定番のカラーです。明確な理由はわかっていませんが、赤の頭部分は暗い水中で認識されにくくなっていて、白いボディ部分のみが目立って見えていることでシルエットが小さく見えて、シーバスがアタックしてきている印象があります。

夜のシーバス釣りでひとつだけカラーを選ぶなら、レッドヘッドがおすすめです。

チャート


水の透明度…マッディー
時間帯…特に問わず
光量…曇りや新月

チャートは黄色や緑色、オレンジ、パールホワイトなどで構成されているカラーです。水中では膨張して目立つカラーで、水が濁っているマッディーウォーターで必須のカラーとなっています。

昼夜問わず、水が濁っているときはチャートカラーを使ってみてください。

グロー


水の透明度…特に問わず
時間帯…夜
光量…特に問わず

グローは、蓄光してシーバスにアピールできるカラーです。何もせずともほんのわずかに光ってシーバスにアピールできますが、アピール力を強めたい場合には紫外線ライトを当てると強烈に光ります。

グローを使用するのは夜がメインとなります。

コットンキャンディー


水の透明度…クリア
時間帯…マズメ
光量…晴れ

コットンキャンディーは、ピンクやブルーなど複数の色が入ったカラーです。

サーフの釣りでは特に人気で、晴れている朝や夕方のマズメで実績が高いです。

アカキン


水の透明度…特に問わず
時間帯…マズメ
光量…曇り

アカキンはマズメの定番カラーです。特に太陽が上がってきていたり、沈んでいったりしている、光量の変化するタイミングでかなり実績があります。

また、曇りで水中に光が届きにくい状況においてもよく釣れます。

ゴールド


水の透明度…濁り
時間帯…特に問わず
光量…曇り

ゴールドは、水が濁っていたり、空が曇っていたりして水中に光が届きにくく、シーバスがルアーを見つけづらい状況で使ってみてほしいカラーです。僕の経験上ですが、70cm以上のシーバスがヒットしやすい傾向があるようにも感じています。

シーバスの活性が低いときにも、ゴールドは効果的です。

シルバー


水の透明度…クリア
時間帯…特に問わず
光量…晴れ

シルバーは、ゴールドと対極に考えて使うと良いカラーです。水が澄んでいて晴れていれば、まずはシルバーが持つ反射の効果を期待して投げてみてください。

個人的には、シーバスの活性が高いときは特にシルバーが効果的であるように感じています。そのため、僕は活性把握の目的で、まずシルバーとゴールドを投げてみることも多いです。

クリア


水の透明度…クリア
時間帯…昼
光量…晴れ

プラスチックの透明感そのままのクリアも、シーバスでは欠かせないカラーです。使用シーンは水が澄んでいる晴れた昼間で、水中では意外と目立ちます。

シーバスがエビやシャコを捕食しているときにも効果的です。

ブラック


水の透明度…特に問わず
時間帯…特に問わず
光量…特に問わず

ブラックは、シルエットがはっきりと出るカラーです。プレッシャーが高いと感じるエリアや、シーバスがミスバイトしてくる状況で投げてみることをおすすめします。

状況を問わないというよりも、ほかのカラーで釣れないときに投げてみてほしいカラーです。

ケイムラ


水の透明度…特に問わず
時間帯…特に問わず
光量…特に問わず

ケイムラとは、「蛍光紫」を略して呼ばれているカラーです。目に見えない紫外線を可視光線に変換するカラーで、紫外線ライトを当てると人の目には青白い光を発しているように見えます。

どんな状況においても、目立ちやすいカラーと考えて使ってみるのがおすすめです。

ホロ


水の透明度…特に問わず
時間帯…特に問わず
光量…特に問わず

ホロは、多くのシーバスルアーで採用されています。ホロには、縦ホロ、レンズホロ、マグマホロ、クラッシュホロといったさまざまなものがあり、ルアー側面に使用されていることが多いです。

実際に使っていると、それぞれのホロで釣れ方が変わることがあります。特に、クラッシュホロは時としてほかを圧倒的に凌ぐ釣果を叩きだすことがあり、個人的に好きです。

シーバスルアーのカラーを使い分けてみよう!

同じシーバスルアーであっても、カラーで釣果が変わってくることは決して珍しいことではありません。もし迷ったときには、ベイトフィッシュ・チャート・ゴールドの3色をまずは揃えて使ってみてください。

上記の3色があれば、どんな状況であってもいずれかのカラーで対応していくことが可能です。シーバスルアーにおけるカラーの選び方がわかってきたら、だんだんと増やしていくと良いと思います。

ぜひこの記事を参考にしつつ、シーバスルアーのカラーを選んで使い分けてみてください。

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