ラパラ・カウントダウンの使い方はこうだ!おすすめカラー7選、アバシモデルについても解説!
カウントダウンは、ラパラが発売しているシーバス定番ミノーです。シーバスのルアーフィッシングの黎明期から活躍していて、今もなお根強い人気を誇ります。
この記事では、カウントダウンの使い方やおすすめカラー、アバシモデルについてご紹介します。
書いている人のプロフィール
釣り歴31年のルアーマンで、
釣具屋のルアー担当をしていました。
フィッシングカレッジ卒業生です。
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この記事の目次
ラパラ・カウントダウンとは
カウントダウンは、フィンランドで1936年に設立されたラパラ社のミノーです。最大の特徴は、天然のバルサウッドで作られていることで、天然素材が生み出すナチュラルなアクションで魚をバイトに持ち込みます。
日本においてはシーバス用ミノーとして人気ですが、トラウトやバスフィッシングでも釣果を出しやすいルアーです。
今回は、ラパラ・カウントダウンの使い方やおすすめカラーをご紹介します。
ラパラ・カウントダウンの使い方
カウントダウンの使い方は、シンキングであることを利用して狙いたい深さまで沈めます。沈めたあとはただ巻き、もしくはストップ&ゴーで引いてくるのが基本的な使い方です。ロッドでアクションを加えてもあまり綺麗にアクションしてくれず、フックがラインを拾って絡んでしまうことが多いように感じます。
巻くときにはスピードに変化をつけて、アクションに強弱をつけながら使ってみることも効果的な使い方です。
ラパラ・カウントダウン アバシとは?
カウントダウン アバシは、オリジナルカウントダウンを日本向けにチューニングしたモデルです。ボディ素材に高比重・高耐久性の「アバシウッド」が使用されていること、専用のウェイトマテリアルが採用されていることの2点がオリジナルモデルと違います。
またリップがない「カウントダウン アバシ リップレス」というモデルもあり、こちらのモデルはよりナチュラルで繊細なアクションが演出しやすいです。
オリジナルのカウントダウン アバシは、年に1回のみの生産となっていて、翌年に発売されるサイズやカラーは未定となっている特徴もあります。欲しいサイズやカラーがあったらすぐに手に入れておきたいモデルです。
ラパラ・カウントダウンのおすすめカラー
ここではラパラ・カウントダウンのおすすめカラーをご紹介します。ラパラでは、ルアーカラー名をアルファベットで略して記載してあるのが特徴です。
使用シーンの例もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
B
背中が青のブルーバックは、海のルアー釣りで定番のカラー。青は水中で減衰しにくい色とされていて、魚へのアピールは強いと考えると良いようです。
どんな状況でも使えるカラーなので、迷ったときにはまずこれから使ってみると良いでしょう。
FT
水が濁っているときには迷わず投げたいのがFT。
グリーン・イエロー・オレンジにブラックの模様と、アピール色ばかりが入ったカラーです。
G
Gは濁りに加え、曇りや雨で光量が少ないときにおすすめのカラーです。
ゴールド&ブラックの組み合わせは、魚の活性が極端に低いと感じるときに投げてみるのも効果的となっています。
GFR
GFRは、朝や夕方のマズメにおすすめのカラー。
色覚変化を起こしやすい光量の少ない時間帯で使ってみてください。
P
カウントダウンのカラーラインナップで不思議と釣果が出るのがPというカラーです。
アピール色ともナチュラル色ともいえないカラーリングが魚にとって魅力的なようで、何気なく投げてみると1投目で食ってくることもあります。
RT
トラウトをターゲットにして狙うときにはRTがおすすめ。
数多くの実績があるカラーで、見た目のナチュラルさもあり、集中力を保ちやすいです。
J-RH
J-RHは、シーバスのナイトゲーム(夜の釣り)定番のカラーです。このカラーは「Japan Special Color」と日本向けの仕様となっています。
夜にシーバスを狙う際にぜひ使ってみてください。
ラパラ・カウントダウンのサイズラインナップ
カウントダウンは、全5サイズのラインナップとなっています。
対象魚種に合わせて使い分けるのがポイントです。
CD3
シリーズ中最も小型のCD3は、ヤマメやニジマス狙い、またメバリングで使うのがおすすめのサイズです。サイズは3cm・重さ4gで、潜行深度は0.6~0.9mとなっています。
ほかのサイズよりも速めにアクションさせながら使うのがコツです。
CD5
CD5は、メッキなどの小型回遊魚狙いや、シーバス狙いでベイトフィッシュが小さなときに活躍してくれます。
サイズは5cm・重さ5g、潜行深度は0.9~1.8mとなっています。
CD7
CD7は、シーバス狙いであれば持っておきたいサイズ。7cmで8gのウェイトは、中距離までのキャスティングがしやすいです。
潜行深度は1.5~2.4mと、陸っぱりから使いやすいようになっています。
CD9
シーバス狙いのスタンダートサイズといえるのがCD9。
サイズ9cm・重さ12gで、潜行深度2.1~3mの仕様は、陸っぱり・ボートを問わず使いやすいです。
CD11
CD11は、オリジナルカウントダウンで最も大きなモデルです。サイズは11cmで16gの重さがあり、逆風下でも使いやすいです。
潜行深度は2.7~3.9mと深めですが、それよりも浅いレンジでの使い勝手が良いように感じます。
ラパラ・カウントダウンにはマグナムモデルもある
カウントダウンには金属製リップを搭載した「カウントダウン マグナム」というモデルもあります。マグナムモデルはオリジナルカウントダウンより深く潜り、海の大物狙いで人気となっています。
サイズは7cm12gのモデルから、18cm70gのモデルまで全5種類のラインナップです。シーバスにおいては4m以上潜る9cmのモデルが、日本各地の釣り場で活躍してくれます。
ラパラ・カウントダウンでシーバスを攻略!
シーバスミノーは数多くの製品が発売されていますが、その中でもずっと残り続けているカウントダウンの性能は素晴らしいものです。ボディ素材のバルサウッドやそのアクションは、時代に左右されない魚にとって魅力的なものなのでしょう。
ぜひカウントダウンを使って、シーバスをメインとした数多くの魚を釣り上げてみてください。