
サイレントアサシンの使い方とは?全10モデルの詳細もチェック!
サイレントアサシンはシマノから発売されているシーバスミノーです。AR-Cという重心移動システムの評価が高く、飛距離が出しやすいことで人気となっています。
この記事では、サイレントアサシンの使い方や全10モデルの詳細をご紹介します。
書いている人のプロフィール
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フィッシングカレッジ卒、釣具屋でルアー担当をしていました。
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Follow @luretsuuサイレントアサシンとは
サイレントアサシンは、シマノのシーバスブランドである「エクスセンス」シリーズのシーバス用ミノーです。
独自の「AR-C」という重心移動システムによって、同クラスで圧倒的ともいえる飛距離を出すことができ、ほかのミノーでは届かない場所までアプローチしていくことが可能となっています。特に小さなサイズになるほど、その違いを実感できるミノーです。
今回はサイレントアサシンの使い方や全10モデルの詳細をご紹介していきます。
サイレントアサシンの使い方
サイレントアサシンの使い方は、ただ巻きを中心にしながら、途中で誘いのジャークを入れるのがおすすめ。動きが強めのルアーであるため、あまりゆっくりとした巻き方や弱いアクションではなかなかシーバスが釣れにくいです。
またサイレントアサシンは、同じようなサイズのミノーより飛距離が出しやすいこともメリットとなっています。ミノーでないとなかなか反応が得られないけれども、飛距離は欠かせないといった状況において、サイレントアサシンは活躍してくれます。
サイレントアサシンは全10モデルもある!
サイレントアサシンは全10モデルのラインナップがあります。それぞれの特徴を知り、使い分けることが釣果アップのキーです。
以下にそれぞれのモデルの特徴をご紹介しますので、参考にしてみてください。
サイレントアサシン 80S AR-C
サイレントアサシン 80S AR-Cは、シリーズ中で最も小型となるモデルです。サイズ80ミリ・自重10グラムのシンキングタイプで、巻くとバイブレーションのような振動が手元に伝わってきます。
ベイトフィッシュが小さな状況で活躍してくれます。
サイレントアサシン 99F AR-C
サイレントアサシン 99F AR-Cはサイズ99ミリ・自重14グラムと、どんなフィールド・状況・タックルでも使いやすいモデルです。僕もこのサイズが一番気に入っていて、安定したロールアクションがシーバスに効果的となっているようです。
サイレントアサシンシリーズは、少しリップが弱いところがデメリットでしたが、旧モデルからモデルチェンジしたときにリップ根元の厚みを増して強度アップが図られています。
サイレントアサシン 99S AR-C
「フローティングモデルでは飛距離が足りない」「もっとアピール力が欲しい」といったときには、サイレントアサシン 99S AR-Cがおすすめ。サイズは99ミリ・重さ17グラムと、長さに対して重さがかなりあることが特徴です。
フローティングモデルよりリップ形状が少し長めの設定となっていて、水を掴みやすく大きなアクションでシーバスにアピールしてくれます。
テストでは60メートルを超える飛距離も計測されているので、逆風であっても十分な投げやすさを保ってくれます。
サイレントアサシン 99SP AR-C
ソルトミノーでは珍しいサスペンド仕様としてあるのが、このサイレントアサシン 99SP AR-Cです。使い勝手をよくするため、春の汽水域でゆっくりと沈む程度の浮力としてあり、バイトしてきたシーバスの吸い込みを妨げないものとなっています。
サイズは99ミリ・自重15グラムで、シーバスタックルだけでなく、エギングタックルやバスタックルでも使うことができます。
サイレントアサシン 129F AR-C
サイレントアサシン 129F AR-Cは、2年の開発期間が掛けられたモデル。速めのロールアクションが特徴的で、状況を把握するためのパイロットルアーとして活躍してくれます。
サイズは129ミリ・自重22グラムで、平均飛距離は無風下で66メートルを叩きだしている飛びが魅力のミノーです。
サイレントアサシン 129S AR-C
129ミリ・24グラムのサイレントアサシン 129S AR-Cは、フローティングモデルだと飛距離が足りない、レンジが少し浅いといった微妙なシチュエーションで活躍してくれます。
ワンサイズ上の140ミリに匹敵する飛距離を叩き出しやすい点が大きな魅力です。
サイレントアサシン 140F AR-C
サイレントアサシン 140F AR-Cは、フラッシングによるアピールが強めのモデルです。140ミリ・23グラムの設定で、大型河川や強い風の中でも使いやすさを保ってくれます。
一般のシーバスだけでなく、磯のヒラスズキ狙いでも活躍してくれます。
サイレントアサシン 140S AR-C
140ミリ・26グラムのサイレントアサシン 129S AR-Cは、テストで70メートル越えの飛距離をマークしているモデル。フローティングモデルとのローテーションで使うために持っておくと良いでしょう。
フローティングモデルでは飛距離が足りないとき、また早巻きにシーバスの反応が良いときに使ってみるのがおすすめです。
サイレントアサシン 160F AR-C
サイレントアサシン 160F AR-Cは、シリーズ中で最も大きなモデルです。163ミリ・32グラムの大きなボディから生み出されるアピール力は、ビッグシーバス狙いや濁りの強いときに活躍してくれます。
ボラやコノシロ、アユがベイトフィッシュになっている状況でぜひ使ってみてください。
サイレントアサシン 160F AR-C ウィンターエディション
サイレントアサシン 160F AR-C ウィンターエディションは、「ハタハタパターン」に合わせた限定カラーモデル。ハタハタパターンは日本海側の冬に起こる有名なパターンで、ルアーの大きさやカラーセレクトが鍵を握ります。
限定カラーとなっていますので、見つけたら即買っておきたいおすすめ品です。
サイレントアサシンで遠くのシーバスにアプローチ!
サイレントアサシンは、AR-Cシステムによる圧倒的な飛距離が魅力であることは間違いないでしょう。バネの力を利用したこのシステムは、一度使ってみると投げ心地の良さを実感できることと思います。
全10モデルの中から、ご自身の通う釣り場で必要となるモデルを選び、ほかのルアーでは届かなかった場所に居るシーバスを釣り上げてみてください。

