アジングロッドおすすめ24選【2021年版】人気メーカー製品と選び方をチェック!
釣り歴29年・元釣具屋でフィッシングカレッジ卒業生の僕が、長年の経験と知識をもとに2021年最新のおすすめアジングロッドからその選び方までわかりやすくご紹介。
決して安くないアジングロッド選びで失敗したくないですよね?アジをたくさん釣るための失敗しないロッド選びは、この記事を見ればわかります。
書いている人のプロフィール
釣り歴31年のルアーマンで、
釣具屋のルアー担当をしていました。
フィッシングカレッジ卒業生です。
僕が使っているおすすめルアー | |
どれだけのバスを釣ったかわかりません ウォーターランド スピンソニック |
|
シーバス釣るならこれからスタート バスデイ レンジバイブ 70ES |
|
10年以上1軍の釣れるワームです エコギア パワーシャッド |
アジングロッドについて
アジングは、今や大人気のルアー釣りの1つ。2007年頃から多くのルアーマンが注目するようになり、今ではさまざまなメーカーがアジング製品をラインナップしています。
そんなアジングで使うロッドは、さまざまな仕掛けやスタイルに合わせ、長さや硬さなどの細分化が進んでいます。しかし、細分化された分、選び方がわかりづらいのが現状でしょう。
僕自身、釣り歴は29年あり、いろんな人から相談を受けますが、さまざまなルアーロッドの中でも特にアジングロッドを失敗せずに選ぶのは難しいと感じています。釣具屋での勤務経験があり、フィッシングカレッジ卒業生の僕でもアジングロッド選びは正直難しいので、初心者の方は迷って当然です。
この記事ではアジングロッドの選び方をわかりやすく、またダイワやシマノなどの人気メーカーから、おすすめアジングロッドをピックアップしてご紹介します。
アジングロッドを失敗せずに選ぶための大事な5つのポイント
アジングロッドを失敗せずに選ぶには、大事な5つのポイントがあります。
そのポイントとは、
①ロッドの長さ
②ロッドの硬さ
③ロッドの自重
④ティップの種類
⑤ロッドの価格
以上の5つです。
これら5つのポイントを踏まえることで、アジがよく釣れるアジングロッド選びを失敗せずに行えます。
選び方の詳細を以下にわかりやすく解説していきます。
①ロッドの長さはルアーや仕掛けに合わせて選ぶ
アジングでは、軽いジグヘッドやメタルジグ、キャロなどを細いラインで扱うため、それらを使いやすいスピニングロッドが基本です。アジングロッドの長さは「ft(フィート)」と「in(インチ)」で表されていて、スペック表やロッドの品番を見て確認することができます。
アジングロッドには、4ft台から9ft台までさまざまな長さがあります。その中で最初の1本は、6ft台の長さがおすすめです。その理由は、アジングで使うさまざまなルアーや仕掛けを幅広くオールラウンドに使えるからです。さらに絞り込むと、6ft4inから6ft10inが、オーソドックスな長さで人気となっています。
もし2本目を選ぶときには、6ft未満のショートロッドをおすすめします。その理由は、アジング定番のジグヘッドをより繊細に操作でき、抑え込まれたりテンションが抜けたりといったわかりにくいアタリも捉えやすいからです。僕自身は6ft8inのオールラウンドなロッドと、5ft6inのジグヘッド専用ロッドを使い分けています。
ルアーや仕掛けごとに最適なアジングロッドの長さは、以下の表を参考にしてみてください。
6ft未満 | 軽いジグヘッドやメタルジグでの近距離狙いに適した長さ |
6~7ft | ルアーや仕掛けを問わずオールラウンドに使える長さ |
7ft以上 | キャロやフロートリグなどの遠投に適した長さ |
②ロッドの硬さは投げられる重さに注目して選ぶ
アジングロッドの硬さは、投げられる重さに注目して選ぶと失敗が少ないです。投げられる重さは「0.4-8g」のような形で、スペック表やロッドに記載されています。
注意点として、アジングロッドはUL(ウルトラライト)やL(ライト)といった表記で硬さを表してあることが多いですが、これらはメーカー間で統一された規格がなく、ロッドの長さによっても投げられる重さが変わってくるので、一応の目安と考えたほうがいいです。
個人的には、投げられる重さの最大値を目安にして硬さを選ぶのが良いと感じています。投げられる重さの最大値と、その硬さで使いやすいルアーと仕掛けの目安は、以下を参考にしてみてください。
最大値が2~6g | 軽量なルアーや仕掛けが使いやすい硬さ、軽いジグヘッド・メタルジグ向き |
最大値が7~10g | オールラウンドな硬さ、一般的なジグヘッド・キャロ・フロートリグ・メタルジグ・プラグ向き |
最大値が10g以上 | 遠投がしやすい硬さ、重めのキャロ・フロートリグ・メタルジグ向き |
③自重は軽さ重視
アジングロッドは、ブランクスやグリップに使用されている素材、ガイドの種類、製造技術の違いでそれぞれ重さが異なります。
選ぶ際には、できるだけ自重が軽いものを選んでみてください。軽さを重視する理由は、軽ければ軽いほど持つ力が少なくて済み、アジの小さなアタリを捉えやすくなるからです。
アジングロッドの自重は、ほとんどの製品においてスペック表で確認でき、6ft台の長さであれば自重60~80gが軽いと言える目安です。
④ティップの種類を知って選ぶ
アジングロッド選びで知っておきたいのが、ティップ(穂先)の種類が大きく分けて3つあること。アジングロッドのティップには、「ソリッドティップ」「チューブラーティップ」「チタンティップ」の3種類があり、ロッドの品番や商品説明をもとに確認できます。
ティップの種類ごとの特徴は以下のとおりです。
ソリッドティップ
ソリッドティップは、現在のアジングロッドで主流となっているティップです。中身が詰まっていてしなやかに曲がるため、アジの小さなアタリを弾かずに深く食い込ませることを得意としています。
ソリッドティップ搭載のアジングロッドは各メーカーでラインナップが多く、性能・価格の選択肢が豊富なので、最初の1本を選ぶときにはソリッドティップをおすすめします。
ソリッドティップのアジングロッドは、ロッドの品番に「68L-S」のような形で、ソリッドの頭文字「S」が入っていることが多いです。
また、ソリッドティップにはカーボン繊維と樹脂で作られた「カーボンソリッド」と、ガラスの長繊維と樹脂で作られた「グラスソリッド」がありますが、アジングロッドではカーボンソリッドを使っている製品がほとんどです。
チューブラーティップ
チューブラーティップは、中身が空洞になっているティップです。反発力の高さと感度の良さがメリットで、機敏にルアーをアクションさせたり、数十メートル遠投した先でのアタリを捉えたりすることを得意としています。
汎用性も高いので、アジング以外のライトゲームでも使おうと考えている方は、ソリッドティップよりもチューブラーティップをおすすめします。
チューブラーティップモデルは、ロッドの品番に「T」と入っていることが多いです。
チタンティップ
チタンティップは、チタン合金を使用した、非常にしなやかでありながら、金属だからこそ実現可能な圧倒的感度を誇るティップです。
現在は、ダイワの月下美人 EX AGS アジング / EX アジングシリーズ、ブリーデンのトレバリズム キャビンシリーズ、テイルウォークのスーパーアジストTZシリーズにチタンティップモデルがラインナップされています。
採用しているアジングロッドが少ない理由は、個人的にチタンティップのデメリットが影響しているためだと思っています。
チタンティップのデメリットとは、
①低温下では形状記憶の戻りが悪くなり、一時的に少し曲がったままになってしまうことがある
②スレッドとコーティングが固定されにくく、強い力が掛かるとティップ上でガイドが回ってしまうことがある
上記2点の現象が起きる可能性が少なからずあるためです。そのため、メーカーもなかなか製造しづらいのではないかと思っています。ちなみに低温下で少し曲がったままになっても、常温下になれば元に戻ります。
しかし、チタンティップには、ソリッドティップやチューブラーティップとは比べ物にならない、デメリットを大きく上回る感度の良さがあるので、興味のある方はぜひ使ってみてください。僕自身が使っているジグヘッド専用ロッドは、チタンティップ搭載モデルです。現実にチタンティップを使うようになってから、ソリッドティップやチューブラーティップ以上にアタリが取れて、ジグヘッドでの釣果が大幅にアップしました。
⑤価格は予算内でできるだけ良いものを
アジングロッドの価格は、採用されている素材やガイドの種類、製造技術によって異なります。価格は安いものだと実売価格3,000円程度から、高いものだと8万円ほどするものまであります。
この中で最低でも実売価格5,000円から8,000円、できれば1万円から2万円のモデルを買うことをおすすめします。
実売価格5,000円から8,000円のアジングロッドは、アジングに必要な基本性能が備わっています。それに対し、1万円から2万円のモデルは、採用されているカーボン素材の質も良くなり、性能が良いガイドも付いているので、自重の軽さ・感度の良さ・ラインの傷めづらさのバランスがとても良いです。さらに自重の軽さや感度を追求したい方は、3万円以上のアジングロッドを使ってみてください。
個人的には良い道具を使えば使うほど釣りの上達が早く、釣果もそれに付いてくるものと考えています。特にアジングのように繊細な釣りになればなるほど、道具の差は釣果を大きく左右します。
そのほかに見ておきたいポイント
ここまでのポイント以外にも、アジングロッド選びでちょっと気にしておきたいことが2つあります。
1つ目は、「ロッドの継数」です。
アジングロッドは、ほとんどのモデルが半分程度で分割された2本継ぎですが、一部1本継ぎのモデルもあります。1本継ぎだと長さ1.5~2mのまま持ち運ぶことになるので、購入の際は持ち運びで困らないよう継数もチェックしておきましょう。
2つ目が、「モデルチェンジ」についてです。
ダイワやシマノ、メジャークラフトをはじめ、各メーカーのロッドは同じモデル名のままモデルチェンジすることが多いです。例えばシマノのソアレ BB アジングだと、2019年発売のものと、2015年発売のものがあります。
ひと昔前のモデルだと性能が下がってしまうだけでなく、万が一破損した際にパーツ在庫がないリスクもあります。そのため、購入の際には最新モデルかどうか確認して購入することをおすすめします。
メーカー別おすすめアジングロッド24選
ここでは人気メーカーの「ダイワ」「シマノ」「メジャークラフト」「34(サーティフォー)」「ヤマガブランクス」のおすすめアジングロッドをご紹介します。
これまでご紹介した選び方のポイントに加え、各メーカーやシリーズの特徴も購入時の参考にしてみてください。
ダイワのおすすめアジングロッド
国内屈指の大手釣具総合メーカー・ダイワでは、全5シリーズでアジングロッドをラインナップ。月下美人シリーズを中心に、エントリーモデルのアジング Xも人気です。
ダイワのアジングロッドは、個人的にしなやかに曲がるロッドが多いと感じます。そのため、アジを掛けてからのやり取りが楽しめたり、比較的オートマチックにフッキングできたりします。
上位機種には、カーボン素材をフレームにした「AGS(エアガイドシステム)」や、チタンティップを搭載した特殊なロッドもあります。
アジング X
アジング Xは、初心者向けのエントリーモデル。実売価格は8,000円前後で、ダイワのアジングロッドで最も低価格です。
低価格と言っても、ロッドのネジレを抑制してパワーや操作性を向上させる「ブレーディングX」や、手にフィットして握りやすい「ダイワオリジナルリールシート」を搭載していて基本性能は十分。ティップも繊細で、アジの小さなアタリを捉えられます。
「これからアジングを始めよう」と考えている方におすすめのシリーズです。
全長 | 自重 | ティップの種類 | 継数 | 仕舞寸法 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
6ft8in | 108g | ソリッドティップ | 2本 | 106cm | 0.5~8g | ナイロン/1.5~4lb PE/0.15~0.4号 |
10,500円 |
月下美人 アジング
月下美人 アジングは、月下美人シリーズで最も低価格なエントリーモデルです。エントリーモデルではあるものの、その性能を見てみるとハイコスパとしか言えないスペックを搭載しています。
ブランクスには、軽量で高感度な「高密度HVFカーボン」を採用。先にご紹介したアジング Xと同番手の68L-Sで比較すると、アジング X 68L-Sは自重108g、月下美人 アジング 68L-Sは自重63gで、月下美人 アジングのほうがなんと45gも軽いです。
さらにトップガイドには、放熱性や硬度が高くラインに優しい「SiCガイド」、そのほかのガイドには、コスパのいい「アルコナイトガイド」を搭載。ガイドはワンサイズ大きいものが搭載されているため、軽いルアーもよく飛び、ラインも通しやすい特徴があります。
そのほか、グリップはブランクタッチができる操作性のよい形状、ソリッドモデルは強度が高く目で見てアタリを取りやすい「メガトップ」を搭載しています。
多数の機能を搭載した、アジングを存分に楽しめるハイコスパなエントリーモデルです。
全長 | 自重 | ティップの種類 | 継数 | 仕舞寸法 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
6ft8in | 63g | ソリッドティップ | 2本 | 105cm | 0.5~8g | ナイロン/1.5~4lb PE/0.1~0.4号 |
15,000円 |
月下美人 MX アジング
月下美人シリーズのミドルクラスモデルである月下美人 MX アジング。2021年にモデルチェンジした今作は、徹底的に軽量化されたブランクスを搭載しています。
ブランクスには、高密度HVFカーボンを東レのナノアロイⓇテクノロジーで進化させた「HVFナノプラス」を採用。この軽量ブランクスには、ネジレ抑制でよく採用されるバイアス繊維が用いられておらず、その軽さは上位機種をも上回り、月下美人シリーズ最軽量を実現。55XUL-S・Nは、なんと自重たったの46gです。
ティップは、ソリッド・チューブラーともに鋭敏な高感度を実現。ティップ部分のガイドは、通常より0.5mm大きいリング径の「ステンレスSiCガイド」を搭載。ライン抜けが良く、軽量ルアーの飛距離が伸びる設計としてあります。
リールシートは、カーボン樹脂を使った軽量・高感度な「エアセンサーシート」を搭載。手に馴染む形状で細かな操作がしやすく、アジの小さなアタリをはっきりと捉えられます。
とにかく軽いアジングロッドが欲しい方は、ぜひチェックしてみてください。
全長 | 自重 | ティップの種類 | 継数 | 仕舞寸法 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
6ft4in | 55g | ソリッドティップ | 2本 | 100cm | 0.5~8g | ナイロン/1.5~4lb PE/0.1~0.4号 |
27,400円 |
月下美人 AIR AGS アジング
月下美人 AIR AGS アジングは、月下美人シリーズの上位機種です。
シリーズ名にもあるように、ダイワオリジナルのカーボンフレームガイド「AGS(エアガイドシステム)」を搭載。軽量なカーボンフレームガイドの採用で、先端部に一般的なアジングロッドよりも大きな4mm径リングが使用可能となり、ライン抜けを良くすることに成功。その結果として飛距離が向上しています。
ブランクスは、高密度HVFカーボン×東レのナノアロイⓇテクノロジーを採用した「HVFナノプラス」。この素材で構成された軽量ブランクスに、ネジレ抑制構造である「X45」を採用したことで、パワーや操作性、感度がさらに向上しています。
ジョイント部は、2ピースでありながら1ピースのようなスムーズな曲がりを実現する「V-ジョイント」、リールシートは「エアセンサースリムフィットリールシート」で操作性も感度も抜群。
「AGS(エアガイドシステム)」や「HVFナノプラス×X45」といった、ダイワの高性能ガイド・ブランクスを体感してみたい方におすすめのシリーズです。
全長 | 自重 | ティップの種類 | 継数 | 仕舞寸法 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
6ft5in | 56g | ソリッドティップ | 2本 | 101cm | 0.5~8g | ナイロン/1.5~4lb PE/0.1~0.4号 |
41,000円 |
月下美人 EX AGS アジング
月下美人 EX AGS アジングは、ダイワアジングロッドのハイエンドモデル。ダイワ最高峰テクノロジーを存分に搭載した、これ以上ないハイスペックなシリーズです。
ブランクスには、東レのナノアロイⓇテクノロジーでSVFコンパイルXを進化させた「SVFコンパイルXナノプラス」を採用。ブランクス全体のムラがさらに無くなったことで、シャープで軽く、しかも強いロッドに仕上がっています。
ガイドは、ダイワ独自のカーボンフレームガイド「AGS(エアガイドシステム)」。次世代形状のRフレーム採用で、軽量かつトラブルレスな性能に注目です。
これらに加えて、感性領域設計システム「ESS」というものも採用されています。このシステムは、ロッドが曲がって元に戻ろうとするときに発生する「ひずみエネルギー」を数値で把握・解析し、設計に反映させることができる革新的なロッド設計システムのこと。これによって設計されたロッドは、エキスパートの感性領域までをも再現すると言われています。
さらにこのシリーズには、チタンティップを搭載した手感度・目感度に優れたモデルもラインナップされています。
ハイエンドということもあり実売価格は5万5千円以上と高価ですが、アジングを突き詰めたい上級者は必見のシリーズです。
全長 | 自重 | ティップの種類 | 継数 | 仕舞寸法 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
6ft4in | 63g | チタンティップ | 1本 | 193cm | 0.5~8g | ナイロン/1.5~3lb PE/0.1~0.4号 |
60,000円 |
シマノのおすすめアジングロッド
シマノは、ソアレシリーズを中心にアジング用品を展開しています。ソアレのグレードは、「BB」「TT」「SS」「XR」「エクスチューン」「リミテッド」の順に上がっていきます。初心者向けの低価格エントリーモデル・ソルティーアドバンス アジングも人気です。
シマノのアジングロッドはバリエーションが豊富で、積極的にアタリを掛けていけるもの、乗せ掛け両方を兼ね備えたもの、さらに4ft台のショートロッドもあり、ロッド選択の幅が広い特徴があります。
上位機種においては、グリップをカーボン素材で成型してあったり、シマノオリジナルガイドを搭載していたりするシリーズもあります。
ソルティーアドバンス アジング
ソルティーアドバンス アジングは、アジング専用設計の初心者向けエントリーモデルです。実売価格は8,500円程度で、シマノのアジングロッドで最も低価格。
ラインナップは2機種あり、いずれもアジングで主流のソリッドティップを搭載。S64UL-Sには張りがあり高感度な「タフテック」、S610L-Sには繊細でしなやかな曲がりを見せる「ハイレスポンスソリッド」を搭載しています。
ガイドには、ライン絡みのトラブルが少ない「ステンレスフレームKガイド」を搭載。
価格が近いソアレ BB アジングとの大きな違いはリールシートで、ソアレ BB アジングではカーボン強化素材「CI4+」を素材にしたダウンロック式の「ブリッジライクシート」、ソルティーアドバンス アジングではEVA素材を使用したスクリューアップロック式の「シマノオリジナルリールシート」が採用されています。この違いでソルティーアドバンス アジングのほうが、3,000円ほど価格が安いです。
できるかぎり価格を抑えて、シマノのアジングロッドでアジングを始めたい方には、このシリーズをおすすめします。
全長 | 自重 | ティップの種類 | 継数 | 仕舞寸法 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
6ft4in | 65g | ソリッドティップ | 2本 | 99cm | 0.3~6g | PE/0.1~0.4号 | 11,000円 |
ソアレ BB アジング
ソアレ BB アジングは、ソアレシリーズのエントリーモデル。BBとは「ブラッドブラザー」の意味で、ノーマル製品の性能を保ったままコストを抑えたエントリーモデルに付けられています。
最大の特徴は、上位機種にも採用されている「ブリッジライクシート」の搭載。ブリッジライクシートの手を添えるだけで握れる快適さ、アジのアタリを鋭敏に捉えられる高感度を、実売価格1万円ちょっとで手にできます。
ラインナップ3機種は、全てソリッドティップモデル。S64UL-Sには高感度な「タフテック」、S610L-SとS74L-Sには掛け調子の「ハイレスポンスソリッド」が搭載されています。S74L-Sは、ソルティーアドバンス アジングには無い品番なので、キャロやメタルジグ用のロングロッドが欲しい方は要チェック。
予算1万円ちょっとで買うなら、このシリーズがおすすめです。
全長 | 自重 | ティップの種類 | 継数 | 仕舞寸法 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
6ft10in | 70g | ソリッドティップ | 2本 | 106.5cm | 0.5~12g | ナイロン/1.5~4lb フロロ/1.5~4lb PE/0.1~0.6号 |
15,000円 |
ソアレ TT アジング
ソアレシリーズのスタンダードモデルとなるソアレ TT アジング。TTとは「チューンドバイテクノロジー」の意味を持ち、スパイラルXなどのテクノロジーによって高性能化されたシリーズに付けられています。
ブランクスには、ネジレとつぶれを抑制しロッドパワーを向上させる「スパイラルX」を採用。スパイラルXは、ロッド縦繊維の内層・外層にカーボンテープを逆斜め方向の密巻き三層構造とすることで、軽さを保ったままでブランクスの剛性を向上させるシマノのブランクス製造技術です。
カーボン強化素材「CI4+」採用の「ブリッジライクシート」ももれなく搭載。ダウンロック式でロッドを立てて構えやすい設定です。
ラインナップは先にご紹介したソアレ BB アジングと同じ3機種でティップ構成も同様。S64UL-Sには「タフテック」、S610L-SとS74L-Sには「ハイレスポンスソリッド」を搭載しています。
ブランクス性能がエントリーモデルでは物足りないと感じる方におすすめのシリーズです。
全長 | 自重 | ティップの種類 | 継数 | 仕舞寸法 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
6ft4in | 64g | ソリッドティップ | 2本 | 99cm | 0.3~6g | ナイロン/1~3lb フロロ/1~3lb PE/0.1~0.4号 |
19,000円 |
ソアレ SS アジング
ソアレ SS アジングは、価格と性能のバランスに優れたミドルクラスモデルです。SSとは「スーペリアスペック」の意味で、TTよりもランクの高い素材やテクノロジーでより性能をアップ。具体的にSSでは、ブランクスに「ハイパワーX」を採用して性能アップを図っているのが大きな違いです。
「ハイパワーX」は、ブランクスをX状にカーボンテープで締め上げる構造のこと。ロッドのネジレを抑制し、本来の性能や曲がりを発揮させることができます。
ガイドは信頼の「ステンレスフレームSiCガイド」、カーボン強化素材「CI4+」採用の「ブリッジライクシート」も搭載。
ラインナップは、下位のソアレ TT アジングが3機種に対し、ソアレ SS アジングでは倍の6機種に増えています。選択肢が増えた分、細かなロッドセレクトが可能です。
ハイパワーX採用のブランクス性能を味わいたい方、ロッドの長さや硬さをより細かく選びたい方におすすめのシリーズです。
全長 | 自重 | ティップの種類 | 継数 | 仕舞寸法 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
6ft10in | 63g | ソリッドティップ | 2本 | 106.7cm | 0.4~8g | ナイロン/1~3lb フロロ/1~3lb PE/0.1~0.4号 |
25,000円 |
ソアレ XR
ソアレ XRは、2021年秋冬新製品として発表されたソアレシリーズの最新作。XRとは「エックスレボリューション」という意味で、X構造により高性能化されたシリーズを表しています。具体的には、「スパイラルXコア」や「ハイパワーX」、「Xガイド」を搭載することで高性能化が図られています。
「スパイラルXコア」は、スパイラルX構造に東レのナノアロイ®テクノロジー採用のカーボンテープを使用することで、さらなる強度アップを実現したブランクス。具体的な数値としては、一般的な構造と比べると、ネジレ強度は1.4倍・つぶれ強度は2.5倍にもアップしています。さらにこのブランクスを「ハイパワーX」で締め上げているので、よりネジレやつぶれに強いブランクスに仕上げられています。
搭載している「Xガイド」は、シマノの冷間鍛造技術で作り上げられたオリジナルガイド。3Dテクノロジーによって傾斜角度を計算し、段差やシャープエッジのない立体構造フレームとすることで、ライントラブルの少ないスムーズに糸抜けするガイドを実現しています。ソアレ XRではXガイドを、3Dチタントップ+3Dチタンバットの形で搭載。素材にチタンが採用されているので、軽量であることもこのガイドの特徴です。中間ガイドに至っても、「チタンフレームSiCガイド」で機能性十分。
またこのシリーズから「カーボンモノコックグリップ」を搭載しているのも大きな特徴。カーボン一体成型・中空構造化されたこのグリップは、軽量かつ感度に優れ、ラインを通して伝わってくるアジのアタリや潮流の変化をアングラーに鋭敏に伝えてくれます。
ソアレ XRではシリーズ名にアジングと付いていませんが、ダウンロック式の「ブリッジライクシート」を搭載しているモデルがアジングモデルです。
全長 | 自重 | ティップの種類 | 継数 | 仕舞寸法 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
6ft8in | 68g | ソリッドティップ | 2本 | 104.2cm | 0.4~8g | ナイロン/1~3lb フロロ/1~3lb PE/0.1~0.6号 |
38,300円 |
ソアレ エクスチューン
ソアレ エクスチューンは、ソアレシリーズの上位機種。ランクとしてはソアレ XRより1つ上で、各機能名称だけでみると同じように見えますが、「Xガイド」の搭載箇所が増えていたり、「カーボンモノコックグリップ」の形状が違ったりといった違いがあります。
ブランクスは、「スパイラルXコア」を「ハイパワーX」で強化し、ネジレやつぶれに対する強さを持たせてあります。リールシートの少し上・バットの根本近くには折り畳み式のフックキーパーがあり、移動時にフックを掛けておくのに便利です。
シマノオリジナルの「Xガイド」は、トップ~中間まで搭載。そのほかのガイドは、富士工業の最上級ガイド「トルザイトリングチタンフレームガイド」を搭載しています。
「カーボンモノコックグリップ」は、やや傾斜が設けられた形状で、ロッドエンドは斜めになっているソアレ XRとはまた違う仕様。
ソアレ エクスチューンでも、ダウンロック式の「ブリッジライクシート」を搭載しているのがアジングモデルです。
全長 | 自重 | ティップの種類 | 継数 | 仕舞寸法 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
6ft4in | 63g | ソリッドティップ | 2本 | 99.2cm | 0.6~12g | ナイロン/1.5~4lb フロロ/1.5~4lb PE/0.1~0.6号 |
49,500円 |
ソアレ リミテッド
ソアレ リミテッドは、ソアレシリーズのハイエンドモデル。シマノが持つ最高峰技術に、最高の素材を用いたハイエンドにふさわしい仕様となっています。
「スパイラルXコア」×「ハイパワーX」のブランクス構造に加え、S68UL-Sでは「トレカ®T1100G」や「M40X」といった高強度素材も採用。
「Xガイド」は、3Dトップ+3Dチタン+エアロチタンのセッティングで、バットの「Xガイド エアロチタン」はソアレシリーズではリミテッドのみに搭載。円形断面の軽量チタン中空フレームに、シマノオリジナル特殊表面仕上げを施した高強度・高耐摩耗の軽量薄肉金属リングを搭載したこのガイドは、空気抵抗の軽減・ラインのスムーズな放出によって、キャストフィールの向上を大幅にアップさせています。
「カーボンモノコックグリップ」も、逆三角のオリジナル形状。肘に当たる部分は平面に近い形状で、肘に当てたときの安定感が大きく向上しています。逆側はグリップしやすく、キャストの方向性を決めやすいV字形状。握るだけでロッドの方向性がわかるアドバンテージは、軽量ルアーのキャスト時ほど真価を発揮します。
ラインナップ2機種のうち、ダウンロック式の「ブリッジライクシート」を搭載したS68UL-Sがアジングにおすすめです。もう1機種のS73/76UL-Sも、ソリッドティップ2本標準装備の変則的3ピースで面白いロッドです。
全長 | 自重 | ティップの種類 | 継数 | 仕舞寸法 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
6ft8in | 61g | ソリッドティップ | 2本 | 104.2cm | 0.4~8g | ナイロン/1~3lb フロロ/1~3lb PE/0.1~0.6号 |
78,000円 |
メジャークラフトのおすすめアジングロッド
メジャークラフトは、コスパのいいロッドやルアーなどを展開しているメーカーです。そのコスパの良さを表すように、各製品のレビュー数は、ほかのメーカーを圧倒しています。
現在は8つのシリーズでアジングロッドを展開。その中でおすすめの5シリーズをピックアップしてご紹介します。
ファーストキャスト ライトゲーム アジング
ファーストキャスト ライトゲーム アジングは、アジング専用設計の低価格なロッド。実売価格は6,000円前後で、この記事でご紹介している中で最も低価格です。
ブランクスは、中弾性カーボンをメインに構成されていて扱いやすいのが特徴。パワーもあるので、アジング中にセイゴやチヌ、カサゴがヒットしても問題なく寄せられます。
アジング専用設計でここまで低価格な人気メーカーのロッドはほかにありません。手軽にアジングを始めたい方におすすめです。
全長 | ティップの種類 | 継数 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
6ft8in | ソリッドティップ | 2本 | 0.6~10g | ナイロン/1~5lb PE/0.1~0.6号 |
オープン |
ソルパラ ライトゲーム アジング
ソルパラ ライトゲーム アジングは、本格的な設計がなされたアジングロッド。実売価格は7,000円~9,000円程度で、こちらもファーストキャスト ライトゲーム アジングと並んで各メーカーの中でもかなり低価格です。
上位機種にも採用されている定評あるリールシートは、手によく馴染んでキャストやルアー操作がしやすい設定。「高密度・高感度EVAグリップ」もキャストと操作性の向上に役立っています。
ガイドは、「ステンレスフレームFuji O-リングガイド」をアジングに最適な位置で配置。トラブルが少なく、優れた感度を発揮します。
先にご紹介したファーストキャスト ライトゲーム アジングよりも、ちょっといいアジングロッドが欲しい方におすすめです。
全長 | ティップの種類 | 継数 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
6ft4in | ソリッドティップ | 2本 | 0.6~10g | ナイロン/1~5lb PE/0.1~0.6号 |
7,800円 |
「三代目」クロステージ ライトゲーム アジ ソリッドティップモデル
クロステージは、メジャークラフトの名を世に広めたと言えるシリーズ。今作は三代目で、今なお実売価格1万円前後で購入できるコスパのいいロッドとして人気です。
ブランクスには、ロッドのネジレを抑制し本来のパワーを発揮させる「マイクロピッチクロスフォース」を採用。キャストの方向性が保ちやすく、細身のブランクスからは想像できないパワーを発揮します。
ブランクス性能がアップした、コスパのいいアジングロッドが欲しい方におすすめのシリーズです。
全長 | ティップの種類 | 継数 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
6ft9in | ソリッドティップ | 2本 | 0.6~10g | ナイロン/1~5lb PE/0.1~0.6号 |
10,500円 |
トリプルクロス ライトゲーム アジング ソリッドティップモデル
トリプルクロス ライトゲーム アジングは、高性能なブランクスを搭載しているのが大きな特徴。
メインクロスは、中・高弾性カーボンを縦方向メインで採用。バット部には「4軸カーボン」とカーボンテープで締め上げる「クロスフォース製法」を採用し、ネジレを抑制してパワーを発揮するブランクスに仕上げています。
ガイドは最新薄型の「SiC-Sガイド」を搭載。従来SiCより軽量なため大口径化でき、結果として軽いルアーでも飛距離を伸ばすことに成功しています。
実売価格は1万5千円ほど。ブランクス性能と搭載ガイドを考えると、こちらもコスパのいいシリーズです。
全長 | ティップの種類 | 継数 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
6ft3in | ソリッドティップ | 2本 | 0.6~10g | ナイロン/1~5lb PE/0.1~0.6号 |
14,800円 |
鯵道 5G
鯵道 5Gは、メジャークラフトの最新アジングロッド。新製法と最新素材を採用した高性能なブランクスを搭載しています。
新製法「R360構造」は、カーボン繊維方向をストレート(縦)・フェード(右斜め)・ドロー(左斜め)・サイド(横)に配置する多軸方向のブランクス構成。これによってカーボンテープ補強をせずとも強いブランクスを作ることに成功。カーボンテープ補強分の重量も無いため、軽量化も同時に実現しています。
またブランクス素材には、東レの最新素材「T1100Gカーボン」を採用。新製法と最新素材の組み合わせで、高性能なブランクスを実現しています。
実売価格1万8千円ほどから購入できるアジングロッドとしては、これ以上ない性能を持っているシリーズです。
全長 | ティップの種類 | 継数 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
6ft2in | ソリッドティップ | 2本 | 0.2~3g | ナイロン/0.8~2.5lb PE/0.1~0.4号 |
21,000円 |
34(サーティフォー)のおすすめアジングロッド
34(サーティフォー)は、アジングのパイオニア・家邊克己氏が立ち上げたメーカーです。アジング用品を中心に、メバリング用品やリールのカスタムハンドルなども展開しています。検証と確認作業を積み重ね開発された製品は、いずれも長く安心して使えるものばかりです。
34のアジングロッドは、この釣り方にはこのロッドと、用途に応じたモデルを選びやすい特徴があります。ロッドの製品ページでは、質問に答えていくことで自分に合うロッドをチェックできるシステムもあります。
LHRシリーズ
LHRシリーズは、34の入門用アジングロッドです。
ブランクスは東レの高弾性カーボンで質を保ちつつ、装飾を最小限にすることで、価格を抑えたシンプルなロッドに仕上げられています。
入門用として、また上級者のサブロッドとしてもおすすめのシリーズです。
全長 | ティップの種類 | 継数 | 仕舞寸法 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
6ft2in | ソリッドティップ | 2本 | 98cm | 0.3~2g | 0.9~2lb | 18,500円 |
PSRシリーズ
PSRシリーズは、34のミドルクラスアジングロッド。タックルバランスを追求し、テンション抜けのような違和感しか伝わってこないアジのアタリも感じ取り、掛けていくことができるシリーズです。
ソリッドティップ部分が長いことで、柔らかな誘いが行いやすく、プランクトンやアミを捕食しているアジにも違和感のないアクションでアプローチできます。
ジグヘッドを使った攻略には、このシリーズが最適です。
全長 | 自重 | ティップの種類 | 継数 | 仕舞寸法 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
6ft | 74g | ソリッドティップ | 2本 | 95.5cm | 0.3~1.8g | 1~2lb | 39,800円 |
FERシリーズ
34アジングロッドのハイエンドモデルであるFERシリーズ。ブランクスやグリップデザインをこだわり抜き、究極とも言えるアジングロッドに仕上げられています。
ティップには、0.5g以下の超軽量ジグヘッドの操作性に優れた「F-tunedティップ」を搭載。バットは高弾性50トンカーボンで感度・振り抜けの良さ・パワーを向上させてあります。
シリーズのラインナップは、FER-58の1機種のみ。超軽量ジグヘッド特化型で初心者お断りといったロッドですが、使いこなすことができれば、ほかの人を圧倒する釣果を叩き出せるはずです。
全長 | 自重 | ティップの種類 | 継数 | 仕舞寸法 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
5ft8in | 73g | ソリッドティップ | 2本 | 100cm | 0.1~1.8g | 0.8~2lb | 53,000円 |
HSRシリーズ
34を代表するHSRシリーズは、アジングの絶対条件である高感度、また汎用性の高さも追求したシリーズです。
軽量ジグヘッドからキャロまで使えるので、近~遠距離・表層からボトムまで、さまざまな釣り方・状況に対応できます。1本でさまざまなシーンに対応するなら、このシリーズがおすすめです。
全長 | 自重 | ティップの種類 | 継数 | 仕舞寸法 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
6ft3in | 76g | ソリッドティップ | 2本 | 98cm | 0.3~5g | 0.9~2lb | 54,000円 |
FPRシリーズ
FPRシリーズは、34アジングロッドの中でも特に繊細なシリーズです。ラインナップされている3機種が、それぞれで明確に異なる特徴を持っている点に注目。
FPR-46は、グリップエンドが伸縮できる唯一無二の機能を搭載。縮めておけばシングルハンド、伸ばせばダブルハンドでのキャストがしやすくなります。
FPR-57は、トラウトロッド並みの細いブランクスでアジの引きを存分に楽しめるのが特徴です。
FPR-55 F-tunedは、今までにないテーパーのソリッドティップを搭載。僅かなアタリや潮流の変化も捉えられる情報収集力に優れています。
繊細で特徴的なアジングロッドを手にしたい方は、ぜひチェックしてみてください。
全長 | ティップの種類 | 継数 | 仕舞寸法 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
5ft5in | ソリッドティップ | 2本 | 86.2cm | 0~1.8g | 0.8~2lb | 35,500円 |
ヤマガブランクスのおすすめアジングロッド
ヤマガブランクスは、国内自社工場での一貫生産にこだわるロッドメーカーです。こちらのメーカーでは、ブルーカレントシリーズがアジングに対応しています。
ブルーカレントはアジングだけでなく、メバルやチヌ、メッキなどのライトゲーム全般に幅広く使えるのが特徴です。1本でさまざまな魚種を狙いたい方は、ブルーカレントシリーズをおすすめします。
スペックに記載はありませんが、現時点のラインナップは全てチューブラーティップモデルです。
ブルーカレントⅢ
ブルーカレントⅢは、ライトゲーム用のスタンダードシリーズです。ブランクスやラインナップを見直し、2020年春に第3世代へとフルモデルチェンジしました。
第3世代は、リリースポイントが広くてキャストが決めやすく、ルアーの操作性も向上。さらに使いやすいロッドへと進化しています。
ガイドは、「SiC-SステンフレームKガイド」を搭載。ラインナップにはスピニングモデルだけでなく、ベイトモデルも3機種ラインナップされています。
全長 | 自重 | ティップの種類 | 継数 | 仕舞寸法 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
6ft9in | 66g | チューブラーティップ | 2本 | 106.5cm | MAX7g | ナイロン/1~4lb フロロ/1~4lb PE/0.08~0.4号 |
23,500円 |
ブルーカレント TZ/NANO
ブルーカレントシリーズのハイエンドモデルであるブルーカレント TZ/NANO。「ナノアロイⓇテクノロジー」技術採用のカーボン素材と、「チタンフレームトルザイトリングKガイド」の搭載で、軽さと強さを両立した高性能なシリーズです。
ブランクスは、チューブラーティップならではの高感度に加え、食い込みの良さや乗せやすさ、バラシにくさにもこだわった絶妙な設計。ロッド単体で振ったときには張りが感じられますが、魚を掛けるとよく曲がってバラシを軽減してくれます。
全長 | 自重 | ティップの種類 | 継数 | 仕舞寸法 | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | 本体価格 |
6ft2in | 53g | チューブラーティップ | 2本 | 96.5cm | MAX3g | ナイロン/1~3lb フロロ/1~3lb |
35,000円 |
お気に入りのアジングロッドでフィールドへ!
アジングロッドの選び方をまとめると、
①最初の1本は6ft台の長さがおすすめ
②硬さは投げられる重さに注目して選ぶ
③できるだけ自重が軽いものを選ぶ
④3種類あるティップの違いを知って選ぶ
⑤価格は実売価格5,000円から8,000円、できれば1万円から2万円のモデルを選ぶ
以上のようなポイントを踏まえながら、アジングロッドを選んでみてください。
アジングはロッドの性能によって釣果が大きく変わります。この記事を参考にしながら、ご自身にあったアジングロッドを見つけてもらえれば幸いです。