カルカッタコンクエストDCの画像

20カルカッタコンクエストDC100をインプレ|音や飛距離も動画で解説!

シマノ丸型ベイトリールのハイエンド「カルカッタコンクエストDC」。DC搭載でバックラッシュしにくい、マイクロモジュールギアで巻き心地がとても良いなど、多数の魅力を持つベイトリールです。

この記事ではカタログに見当たらない注目ポイントや、使用動画も交えつつインプレをお届けします。

カルカッタコンクエストDCについて

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マキモノ専用機の丸型ベイトとして人気のカルカッタコンクエストシリーズ。そのカルカッタコンクエストにデジタルコントロールブレーキシステム(DC)を搭載したハイエンドモデルが、「カルカッタコンクエストDC」です。

僕自身、クランクベイトやスピナーベイトを巻いて釣るのが大好き、かつ丸型のデザインが気に入ったので購入に至りました。

この記事ではカルカッタコンクエストDCの魅力から、カタログに見当たらない隠れた注目ポイントまで、使っているこそからわかるインプレをお届けします。

カルカッタコンクエストDCの魅力・搭載テクノロジー

ここでは実際に手にした感想を交えながら、カルカッタコンクエストDCの魅力をお届けします。結論から言えば、「マキモノに最高のリール」です。

バックラッシュが極度に少ない

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カルカッタコンクエストDCに搭載されているのは、「I-DC5」というブレーキシステム。内部のF(フロロ)・N(ナイロン)・PEとラインの種類に合わせた3モード、外部のセミオート4段階&1段階のオート(W=ウィンドモード)の計5段階でブレーキ設定が可能です。

オートのWに合わせた際はブレーキが効きすぎる感じもありますが、バックラッシュはほぼ起きないものと考えてよさそうです。

心地よいキャストフィール

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カルカッタコンクエストDCに搭載されているスプールは、「NEWマグナムライトスプール」「S3Dスプール」「サイレントチューン」「スーパーフリースプール」の4つのテクノロジーを採用することで、心地よいキャストフィールを生み出しています。

ブレーキ性能の高さに加え、精度の高いスプールによる心地よいキャストフィールは、低価格帯のモデルではまず味わえません。

最上級の巻き心地

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ギアの歯を可能な限り小型化した「マイクロモジュールギア」、力の伝達を効率よく行うギアシステム「X-SHIP」、さらに回転抵抗を低減した「NEWローラークラッチ」。これらのテクノロジーにより、カルカッタコンクエストDCはギアの噛み合いを感じないほど、滑らかで力強い巻きを実現しています。

カルカッタコンクエストDCの持つ巻き心地は、現在のベイトリールで間違いなく最上級。障害物を乗り越えたり、バスがバイトしてきて巻きが「フッ…」と軽くなったりする感覚が手に取るようにわかります。巻き感度が重視されるマキモノを極めるならこのリールでしょう。

丸型なのにパーミングしやすい

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カルカッタコンクエストDCは、「Sコンパクトボディ」設計により、パーミングプレート側がオフセットされて小さくなっています。丸型ベイトと言えばパーミング性を気にする方も多いと思いますが、手が比較的小さな僕でも問題なくパーミングできているので、まず気にしなくて大丈夫だと思います。

「“HAGANE”ボディ」で剛性・耐衝撃性も十分です。

ドラグが引き出されているか「音」で判断できる

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カルカッタコンクエストDCはドラグが引き出されるとクリック音が鳴ります。こちらは「エキサイティングドラグサウンド」機構によるもので、やり取り中にドラグが引き出されているかどうかを音で判断できます。

ドラグの引き出し確認を手元を見ずに行えるので、バスの動きに集中したやり取りが可能です。思っている以上にこのドラグ音は便利です。

カルカッタコンクエストDCのカタログに見当たらない注目ポイント

ここでは実際に購入して使ってみてわかった、カルカッタコンクエストDCのカタログに見当たらない注目ポイントを3つご紹介します。

メカニカルブレーキのクリック音

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メカニカルブレーキは細かなピッチでクリック音が鳴る仕様です。「カチッ、カチッ」と明確に音が鳴るので、ゼロポジションから何クリック分締めるなどの設定が行いやすいです。

クランクされたハンドル&厚みのあるフラットハンドルノブ

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カルカッタコンクエストDCのハンドルは、ボディ側に少し寄せたクランク形状としてあります。ストレートなハンドルだと巻くときにブレが生じやすいですが、クランクハンドルだと安定して巻きやすいです。

またハンドルノブは、20メタニウムなどに搭載されているものより厚みがあります。このハンドルノブによって巻きの安定感が高まっているようにも感じます。

1年間の電気部品保証

カルカッタコンクエストDCの保証書の画像

カルカッタコンクエストDCには保証書が付いています。こちらは買った日から1年の間に電気部品、つまりDCに不具合があった場合に保証が受けられるものです。

僕は買ってから今のところ不具合は起きていませんが、万が一のときに備えて保管しておきましょう。

カルカッタコンクエストDCでよくある疑問

ここではカルカッタコンクエストDCでよくある疑問にお答えしました。

DC音はどんな感じ?

DC音は安定した綺麗な電子音で、ずっと投げ続けていたくなるような音をしています。

実際のDC音は、上記の動画でご確認ください。

飛距離はどれくらい出る?

上記の動画では、18グラムのスピンテールジグをキャストしています。遠投に向くとは言えない7フィートのグラスコンポジットロッド、フロロ16ポンドでも50メートルくらいの飛距離は出ています。

もっと細いフロロだったり、ナイロン・PEを使ったりして、かつカーボンロッドであればさらに飛距離は出るはずです。

シーバスに使える?

シーバスの画像

カルカッタコンクエストDCはシーバスにも使えます。ベアリングに防錆性能の高い「S A-RB」を搭載し、外装に防腐処理も行ってあるので海水での使用も問題ありません。また、内部ダイヤルでフロロ・ナイロン・PEそれぞれに対応するモードを選べるので、使用するラインの種類も問いません。

もしシーバスメインで使うのであれば、巻き上げスピードの速いハイギア(HG)モデルがおすすめです。

カルカッタコンクエストDCのブレーキ設定について

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ここでは僕が使っているカルカッタコンクエストDC100を例にブレーキ設定の一例をご紹介します。

まずメカニカルブレーキの設定は、スプールが左右にカタカタ言わないゼロポジションからクリック2回分ほど締めた状態が使いやすいです。これでルアーを問わず、あとはブレーキシステムで調整しています。メカニカルブレーキをある程度締めてブレーキシステムを弱くする方法も試しましたが、巻き心地に大きく影響が出たためこの設定としています。

ブレーキシステムに関しては、最初に内部ダイヤルをラインの種類に合わせて設定してみてください。

外部ダイヤルは5段階ありますが、

・W…風が強いとき、とにかくバックラッシュを抑えたいとき
・4…自重7グラム程度のクランクベイトの近~中距離キャスト
・3…自重8~14グラムのクランクベイト、バイブレーション、スピナーベイト
・2…自重14グラム以上のバイブレーションの遠投
・1…自重21グラム以上のメタルバイブレーションの遠投

といったところです。

W(ウィンド)モードだとブレーキは強いと感じますが、ほぼバックラッシュしません。自重4グラムの小さなポッパーまで投げられました。

ブレーキ設定に関しては、以下の動画で設定をいろいろ試しながら、いろんなルアーを投げているので、こちらも参考にしてもらえればと思います。

カルカッタコンクエストDCのデメリットをしいて挙げるなら?

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カルカッタコンクエストDCのデメリットをしいて挙げるとすれば、価格と自重の2点です。

価格に関してはDC搭載のハイエンドモデルということもあり、実売価格で5万円くらいします。マキモノ専用で使うのであれば最適ですが、バーサタイルに使いたいということであれば、アンタレスやメタニウムなど、ほかのリールを検討することをおすすめします。

自重はスペック上だとかなり重く見えます。20メタニウムとカルカッタコンクエストDC100で比べると、20メタニウムが自重175グラム、カルカッタコンクエストDC100が自重240グラムなので、実にその差は65グラムあります。

ただ実際に使っていてその自重が気になるかといえば気になるものではないので、自重に関してはあまり気にしなくていいと思います。

カルカッタコンクエストDCのラインナップ

カルカッタコンクエストDCのラインナップは現在8モデル。それぞれどのような釣りに適しているのか、スペックとともにご紹介します。

100 RIGHT・101 LEFT

100番のノーマルギアは、クランクベイトを使ったり、スピナーベイトをスローに巻いたりする釣り方におすすめです。自重7~14グラムのルアーを中心に、最大21グラムくらいまでのルアーを使うことが多ければ100番のスプール径33ミリがベターだと思います。

障害物を乗り越えた感覚を大事にしたいときや、一定のスピードを厳密に保ってスローに巻くならノーマルギアが適しています。

自重ギア比最大ドラグ力糸巻量最大巻上長スプール寸法ハンドル長ベアリング数本体価格
240g5.64.0kgナイロン(lb-m)/12-100、14-90、16-8058cm/ハンドル1回転径33mm/幅21mm42mmボール12/ローラー167,000円

100HG RIGHT・101HG LEFT

100番のハイギアは、バイブレーションやスピナーベイトをハイテンポでリズムよく巻いていきたいときにおすすめ。

例えばウィードエリアの釣りや延々と続くアシを釣るような場合は、巻き上げスピードの速いハイギアが使いやすいです。

自重ギア比最大ドラグ力糸巻量最大巻上長スプール寸法ハンドル長ベアリング数本体価格
240g6.84.0kgナイロン(lb-m)/12-100、14-90、16-8070cm/ハンドル1回転径33mm/幅21mm42mmボール12/ローラー167,000円

200 RIGHT・201 LEFT

200番はシマノベイトリールで最大の径38ミリスプールを搭載しています。遠投メインで14グラム以上のルアーを使うことが多ければ、200番が使いやすいでしょう。

ノーマルギアは、ディープクランクやマグナムクランク、ビッグベイトと、重く巻き抵抗のあるルアーに適しています。

自重ギア比最大ドラグ力糸巻量最大巻上長スプール寸法ハンドル長ベアリング数本体価格
260g4.86.0kgナイロン(lb-m)/14-145、16-120、20-10057cm/ハンドル1回転径38mm/幅22mm42mmボール12/ローラー169,000 円

200HG RIGHT・201HG LEFT

200番のハイギアは、ヘビーウェイトのスピナーベイトやバイブレーションを使った釣りにおすすめです。ハンドル1回転あたり最大74センチの巻き上げスピードがあり、ウィードを切りながらのリトリーブや、ヒット後にラインを緩ませないやり取りがしやすいです。

シーバスメインの場合も、ロッドとの重量バランスや巻き上げスピードを理由に、200番のハイギアがおすすめです。

自重ギア比最大ドラグ力糸巻量最大巻上長スプール寸法ハンドル長ベアリング数本体価格
265g6.26.0kgナイロン(lb-m)/14-145、16-120、20-10074cm/ハンドル1回転径38mm/幅22mm42mmボール12/ローラー169,000円

マキモノ好きなら手にしてみては?

カルカッタコンクエストDCの画像

カルカッタコンクエストDCは、マキモノ好きには絶対的におすすめできるリールです。

低水温期のクランクベイトフィッシングにおけるハンドル1回転の重要性、スピナーベイトの増減速テクニックでのバイトの多さなど、巻きが釣果に差が出ることを知っている方、そしてこれらをこれから知っていきたい方はぜひ手にしてみてはいかがでしょうか。

そして、なんと言ってもDCは投げていて気持ちいいです(笑)

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